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2023.07.16すべて
はつり工事をわかりやすく解説①
はつり工事をわかりやすく解説①
解体工事を依頼したことがある方や、工事関連の仕事などを経験した方でなければ、「はつり工事」は聞いたことがない言葉かもしれません。
「はつり」はいわゆる専門用語となります。
コンクリートを削る、壊す、切る、穴をあけるなどの工事のことであり、「はつり」は様々な建築物で行われています。
リフォームや解体工事を専門とする業者が主に行う工事になりますが、解体工事と「はつり工事」は同じようなものではないのかと思う方もいるかもしれません。
この記事では「はつり工事」についてわかりやすく解説します。
「はつり工事」とは?
「はつり工事」は解体工事の種類のひとつです。コンクリートを削る、壊す、切ることや、穴を開けたりする工事のことを「はつり工事」といいます。
削ったり、切ったり、壊したりすると聞くと解体工事と同様のものではないかと思うかもしれませんが、建物の基礎から取り壊していく解体工事とは違うものです。
「はつり工事」と解体工事の違いなどについて詳しく見ていきましょう。
「はつり工事」と「解体工事」の違いとは?
「解体工事」も「はつり工事」も同じものではないかと思われてしまいますが、このひたつの工事には特徴的な違いがあるのです。
はつり工事
「はつり工事」とは、コンクリートを削る、壊す、切る、穴をあけるなどの工事のことです。
主にコンクリートの解体をする工事が「はつり工事」ということです。
コンクリートを壊すと聞くと、解体工事を連想してしまいますが、コンクリートに様々な加工を加えるという工事なのです。
解体工事をするわけではありませんが、現場によっては解体工事と同時進行で行われるために、解体工事との区別がつきにくいかもしれません。
そして「はつり工事」は人の手で行われる工事のことを指していることがほとんどでしょう。
解体工事
解体工事は、建物の全体や一部を取り壊して解体する工事のことです。
建物を取り壊して解体し、撤去するまでが、解体工事となります。
解体工事の後の廃材の処理や土地を綺麗に更地にして、その後整地するまでが解体工事の一連の流れでしょう。
「はつり工事」のように人の手ではすることができないような大きな建物や、コンクリートも含めた建物全体を重機を使って解体していきます。