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2023.07.18すべて

はつり工事をわかりやすく解説③

解体工事 

はつり工事をわかりやすく解説③

はつり工事をおこなうケース

それではつり工事はどのような場合におこなわれるのかを見ていきましょう。

建物の解体工事

建物の解体工事する場合は、人力と重機とによる解体工事が併用して行われ、解体工事の中でも重機が入れないところについては、人力で道具を使用してはつり工事を行ないます。

具体的にいえばコンクリートの壁の除去や穴をあける作業などをおこないます。

重機を入れて作業をする前の段階で、人力ではつり工事を行ない解体工事をしやすくするということも、はつり工事の大事な作業なのです。

柱の設置や配線の追加

既存の建造物に対して追加の工事として、現場の一部のみをはつる場合があります。

例えば、後から配線を追加するためにコンクリートに配線を通すための穴や溝を開ける場合には、はつり工事が必要となります。

また、駐車場に屋根などを設置する際に、舗装ずみの駐車場の場合では、支えるための柱などを深く埋めるために、一部をはつり工事する必要があります。

はつり工事をおこなうケース③舗装の修繕

道路は交通の安全性の確保をするために、定期的な点検がされています。

この修繕工事において、コンクリートの撤去をする際に、はつり工事が必要になります。

一般的には、コンクリートをはがし舗装のやり直しをすることになります。庭や住宅などの外構のひび割れなどを発見した場合も同じ様におこないます。

しかし判断次第では、コンクリートをそのまま重ねて修繕するケースもあります。

はつり工事をおこなうケース④リノベーションやリフォーム

リノベーションやリフォームをおこなう時、古い家のいらなくなったコンクリートの壁や仕切りなどの撤去をする際に、はつり工事が必要になります。

マンション全体のフルリノベーションの場合だったとしても、コンクリート加工が必要となる室内の小スペースなどは、人力によるはつり工事が必要となります。