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2020.10.15すべて

コンクリートがらと内装解体!コンクリートがらとはどんなものか?

みなさんは、内装解体に関係するごみで「コンクリートがら」というものがあることはご存じでしょうか?

 

コンクリートがらは、建物の内装解体の中でも、スケルトン仕上工事を行った時に高い確率で発生します。

 

では、コンクリートがらとは一体どんなもので、内装解体とは一体どんな関係があるのでしょうか。

 

今回は コンクリートがらと内装解体 コンクリートがらとはどんなものか  についてわかりやすくご紹介します。

 

コンクリートがらとは一体どんなものか?

 

みなさんは、コンクリートがらとは一体どんなものかご存じでしょうか?

 

内装解体に関係するコンクリートがらを一言でいうと「建物の内装解体の時、コンクリートのハツリ作業が行われた時に、発生するコンクリートのがれき類」のことになります。

 

一般的にはハツリ作業で発生したコンクリート片・砕石・砂のことを指します。

 

コンクリートがらは産業廃棄物

 

コンクリートがらは、産業廃棄物になります。

 

「あらゆる事業活動に伴うもの」の中の「⑪がれき類」のカテゴリーに入ります。

 

原文「工作物の新築、改築または除去により生じたコンクリート破片、アスファルト破片その他これらに類する不要物」

 

よって、内装解体から発生したコンクリートがらは、産業廃棄物であることから「建設リサイクル法」によって「特定建設資材」に定められます。

 

結果、コンクリートがらは粉砕され、再生砕石としてリサイクル利用されます。

 

コンクリートくずとは?

 

コンクリートがらと似たようなごみで、同じ産業廃棄物なのが「コンクリートくず」です。

 

ただしコンクリートくずは、コンクリートがらとは全くの別物です。

 

コンクリートくずは、ブロックなどのコンクリート製品の製造工程で発生したごみのことを指します。

 

内装解体で発生するコンクリートがら

 

コンクリートがらは、内装解体の中でも、スケルトン解体仕上工事の時に良く発生します。

 

スケルトン解体仕上工事とは「構造体の露出」が目的の工事です。

 

テナント・オフィスの借主が内装の下地を固定するために造った「コンクリート製造作物」は、全てスケルトン解体仕上工事の対象になります。

 

その他にも次の解体工事にコンクリートがらが発生します。

  

①コンクリート床の解体撤去

 

床がコンクリートでかさ上げされている時などに発生します。

 

また床の表面に天然石材・タイル材・レンガ材・化粧モルタル仕上がされている時にも発生します。

 

➁コンクリート壁・ブロック壁の解体撤去

 

間仕切り壁が、コンクリート壁・ブロック壁で造られている時に発生します。

 

コンクリート壁になると、一般的にブレーカーを使っての解体になります。

 

➂ドア周りの解体撤去

 

ドアの設置の時には、建具枠を固定するためにアンカーを打ち込んだり、モルタルで固定します。そのため解体をすると発生します。