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2020.12.16すべて
ゴムくずと内装解体!ゴムくずとは一体どんなものか?
みなさんは、内装解体に関係するごみで「ゴムくず」というものがあることはご存じでしょうか?
ゴムくずはごみの中でも、産業廃棄物の20区分の中のごみの1つです。
では、ゴムくずとは一体どんなもので、内装解体とは一体どんな関係があるのでしょうか。
今回は ゴムくずと内装解体 ゴムくずとは一体どんなものか についてわかりやすくご紹介します。
ゴムくずとは一体どんなものか?
みなさんは、ゴムくずとは一体どんなものかご存じでしょうか?
内装解体に関係するゴムくずを一言でいうと
「生ゴムの切断くず、天然ゴムの裁断くず、ゴムくず、ゴム引布くず、エボナイトくず」のことです。
簡単にいうとゴムくずとは「天然ゴムの原料のみ」で構成される廃棄物のことです。
また、これらのほとんどが、事業活動で発生することから、産業廃棄物として扱われます。
ちなみにゴムの樹から樹液を採取して、酸を加え、固まらせたものを生ゴムといいます。
生ゴムは、天然ゴムの原料となります。
ゴムくずの4つの特徴
ゴムぐずには次の4つの特徴があります。
❶ゴムノキから採取された樹液を加工して作られた天然のゴム
❷熱・薬品に強い
❸主にタイヤ・チューブの原料として使われる
❹石油・ナフサが原料である合成ゴムと比べると、量が少ない
ゴムくずに当てはまるものとは?
一般的にゴムくずには、次のものが当てはまります。
それぞれご紹介します。
❶生ゴムの切断くず
生ゴムの切断くずとは、生ゴムを切断機を使って切断した後に、発生する切断くずのことです。
こちらは比較的大き目の生ゴムの切断くずです。
❷天然ゴムの裁断くず
天然ゴムの裁断くずとは、天然ゴムが製品になった状態で、裁断されたくずのことです。
❸ゴムくず
ゴムくずとは、天然ゴムの加工工場で発生した、あらゆる種類のゴムくずのことです。
❹ゴム引布くず
ゴム引布くずとは、布にゴムを貼り合わせたシートのくずのことです。
ゴム引布はレインウエア・くつ底などのあらゆる素材に使われています。
❺エボナイトくず
エボナイトくずとは、硬質ゴムのくずのことです。
エボナイトとは、生ゴムに硫黄を加えて造られた硬質のゴムのことです。
エボナイトは主にボウリングのボウル・万年筆の軸・サクソフォーン、クラリネットのマウスピース・喫煙用パイプのマウスピースなどに使われる素材です。
ゴムくずと内装解体の関係
ゴムくずは内装解体では、主に生ゴム・天然ゴムを扱う工場を内装解体した時に扱います。
一般的には次の工場などです。
❶輪ゴム製造工場
❷大型自動車用タイヤ工場
❸産業用トラクタータイヤ工事
❹くつ底を造る工場
❺ホース工場
❻ベルト工場
❼エアサスペンションメーカー
❽布テープメーカー
などの時です。