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2021.02.06すべて
ショールームと内装解体!ショールームとは一体どんなものか?
みなさんは、内装解体に関係する建物のタイプで「ショールーム」というものがあることはご存じでしょうか?
ショールームは、一般的なテナント(貸店舗)と比べると、内装解体との関係が深い建物のタイプです。
では、ショールームとは一体どんなもので、内装解体とはどんな関係があるのでしょうか。
今回は ショールームと内装解体 ショールームとは一体どんなものか についてわかりやすくご紹介します。
ショールームとは一体どんなものか?
みなさんは、ショールームとは一体どんなものかご存じでしょうか?
内装解体に関係するショールームを一言でいうと、
「商品サンプルなどを見学することができるスペース」のことです。
ショールームは別名、展示室、陳列室と呼ばれます。
ショールームとは一体どんな建築物なのか?
ショールームは用途・割合によって、次の2つのタイプに分けられます。
❶特殊建築物
特殊建築物とは、対象のショールームの主たる用途が、商品の展示であれば、特殊建築物として扱われます。
特殊建築物になると、建築基準法による名称は「展示場」になります。
❷非特殊建築物
非特殊建築物とは、対象のショールームの主たる用途が、事務所を兼ねたり、事務所の一角にショールームを設けていると非特殊建築物になる割合が高まります。
非特殊建築物になると、建築基準法による名称は「事務所」になります。
特殊建築物と非特殊建築物の違いとは?
特殊建築物と非特殊建築物は建築基準法で分けられています。
理由は、災害・衛生・防火に対する基準がそれぞれ異なるからです。
❶特殊建築物
特殊建築物とは、不特定多数の人が出入りする可能性がある建物のことです。
よって、災害時の危険度が高いと予想される建物です。
❷非特殊建築物
非特殊建築物とは、常に特定の人で構成されている建物です。
よって、災害時の危険度が低いと予想される建物です。
違いを簡単にまとめると、特殊建築物のショールームは毎日毎時、異なる人たちが来店します。
非特殊建築物である事務所は、毎日毎時ほぼ同じ人が建物内にいる率が高いからです。
ショールームが必要な理由とは?
ショールームが必要な理由は、一般の小売店には置けない商品を扱うからです。
主に家、車、システムキッチン・室内の内装・自然素材の壁・大型家具などを扱っています。
1つのメーカーが単独で建てるケースがほとんどです。
ショールームを設置する主なメーカー
ショールームは主に次のメーカーが設置します。
❶注文・建売住宅メーカー
❷マンションの販売業者
❸4輪タイプの自動車メーカー
❹2輪タイプのバイクメーカー
❺住宅設備機器メーカー(キッチン・トイレ・洗面台など)
❻インテリア用品メーカー(カーテン・クロス・フロアーなど)
❼リフォーム専門メーカー
ショールームと内装解体
ショールームは内装解体とは非常に関係が深い建物です。
主にシーズンごとのディスプレイの変更、新作発売前のディスプレイの変更などの時に利用されます。
また、ショールームは、営業中の変更がほとんどです。
なので、近隣に対する粉塵・騒音に注意して、最短工期で完了させる必要があります。