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2023.02.28すべて

スケルトン工事とは?

解体 内装解体 

建物を解体する解体工事の方法のひとつに、スケルトン工事があります。

この記事では、「スケルトン工事」の特徴や、内装解体との違い、「スケルトン工事」のメリット、デメリットを紹介します。

「スケルトン工事」は、骨組み以外の建物全てを解体する工事です。建物全て解体するのではなくて、建物を支えている柱や梁などの骨組みは解体せずに残します。

建物の骨組み以外の天井や壁、床、設備、電気配線、水道配管まで解体し撤去して、その名の通りスケルトン(骨組み)だけの状態にします。

「スケルトン工事」をするのに適しているケースは、設備や内装などの全てを新しく取り替えたいような時です。

 

スケルトン工事と内装解体との違い

スケルトン工事と内装解体工事の違いは、天井や壁、床を解体し骨組みだけの状態にするのかです。

スケルトン工事の場合では、天井や床、壁、設備、電気配線、水道配管の全てを解体し撤去して、骨組みだけの状態にします。

一方、内装解体の場合では、天井や床、壁などは解体を行わずにに残します。電気や壁に貼り付けてある壁紙、ドアなどのみを解体して撤去します。

スケルトン工事のメリット

 

骨組みだけを残して解体工事を行うスケルトン工事のメリットとしては、レイアウトや間取り、デザインなどを自由に設計するこが可能なところです。

骨組み以外に何もない状態になるので、貸主との契約にもよりますが、範囲内ならば、デザインやレイアウトは思いのまま自由に変更することができます。

レイアウトを自由に設計することができるので、自分の過ごしやすい理想の建物を目指し、好きなレイアウトにすることが可能です。

設備や動線を自分の思い描いた通りに配置することができるのは、大きなメリットといえます。

 

スケルトン工事のデメリット

 

このように多くのメリットがあるスケルトン工事なのですが、もちろんデメリットもあります。

デメリットとしては解体工事にかかる費用が高額になってしまうことです。

スケルトン工事の後は店舗に何もない状態になるので、設備や内装のすべてを一から揃える必要があります。

骨組み以外の設備や内装をすべて揃えるとなると、初期費用が高くついてしまいます。

さらに、内装解体工事よりも、多くの部分を解体するスケルトン工事はその分工事の日数もかかるので、結果的に解体費用が高額になるでしょう。