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2023.06.09すべて
スケルトン工事の特徴やメリット・デメリット
スケルトン工事の特徴やメリット・デメリット
解体工事の工事方法のひとつに、スケルトン工事というものがあります。
この記事では、スケルトン工事の特徴、内装解体工事との違い、メリット、デメリットを紹介します。
スケルトン工事とは?
スケルトン工事は、建物の骨組み以外の全てを解体する工事のことです。建物の全てを解体工事するのではなくて、建物を支える梁や柱などの骨組みは解体工事せずに残します。
建物の骨組み以外の壁や天井、床、設備、電気配線、水道配管まで解体工事して撤去し、「スケルトン(骨組み)」という名の通り、骨組みだけの状態にします。
スケルトン工事を行うのに適しているのは、内装、設備などを全て新しく取り替えたい場合などです。
内装解体工事との違い
内装解体工事とスケルトン工事の違いとしては、壁や天井、床を解体工事して骨組みだけの状態にするのか、しないのかです。
スケルトン工事の場合では、床や天井、壁、設備、電気配線、水道配管を全て解体工事して撤去し、骨組みだけの状態にします。
一方、内装解体工事の場合は、壁や天井、床などは解体工事をせずに残します。壁に貼ってある壁紙や電気、ドアなどのみ解体工事し撤去します。
スケルトン工事によるメリットとは?
骨組みだけを残して解体工事するスケルトン工事のメリットとしては、間取りやデザイン、レイアウトなどを自由に設計することができることでしょう。
骨組み以外の何もない状態になるため、貸主との契約の範囲内であれば、レイアウトやデザインなどは思いのままに変更することができます。
レイアウトを自由に設計することができるので、理想のレイアウトにできるでしょう。設備や動線を思い描いた通りに配置することができるのは、大きなメリットといえるでしょう。
スケルトン工事によるデメリットとは?
多くのメリットがあるスケルトン工事なのですが、デメリットもあります。
デメリットは解体工事にかかる費用が高額になってしまうことです。スケルトン工事の後の店舗に何もない状態となるので、内装や設備などをすべて一から揃える必要があります。
骨組み以外の内装や設備などを全て揃えなければならないために、初期費用が高くなります。
内装解体工事よりも多くの部分を解体工事するスケルトン工事はその分日数もかかるため、解体工事費用が高額になるでしょう。