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2021.01.06すべて
作業用手袋と内装解体?作業用手袋とは一体どんなものか?
みなさんは、内装解体の時に使われる道具で「作業用手袋」という道具があることはご存じでしょうか?
内装解体では、機械や工具を使ったり、手作業もあります。
そのため、身体の中でも特に「手」は最も危険にさらされています。
様々な危険から「手」を守ってくれるのが作業用手袋です。
では、作業用手袋とは一体どんなもので、内装解体とはどんな関係があるのでしょうか。
今回は 作業用手袋と内装解体 作業用手袋とは一体どんなものか についてわかりやすくご紹介させていただきます。
作業用手袋とは一体どんなものか?
みなさんは、作業用手袋とは一体どんなものかご存じでしょうか?
内装解体に関係する作業用手袋を一言でいうと
「作業用手袋とは、作業現場で作業員の両手を守ってくれる保護手袋」のことです。
作業用手袋には様々な種類があります。
内装解体で使われる作業用手袋は、主に特殊手袋の中に多く存在します。
内装解体で使われる5つのタイプの作業用手袋
内装解体では主に次の5つのタイプの作業用手袋が良く使われます。
それぞれご紹介します。
①防振手袋(ぼうしんてぶくろ)
防振手袋とは、手袋の手のひら部に、クッションゴムを取り付けた作業用手袋です。
主に振動を発生する動力工具を使う時に使われます。
具体的には、コンクリートのハツリ工事の時に、ハンマー・ハンマードリルなどを使う時です。
長時間ハンマーなどを使うと、手がしびれて、グリップが握れなくなります。
防振手袋を使うことで、手に伝わる振動を大幅に低減してくれます。
またコンクリートカッター・チェーンソー・ディスクグラインダーなどにも使えます。
➁革手袋(かわてぶくろ)
革手袋とは、厚手の革で作られた作業用手袋です。
主に切削用の工具を使う時に採用されます。
具体的には、コンクリートカッター・ディスクグラインダー・ガス切断などで解体材を切断する時です。
またコンクリートガラを扱う時も使われます。
➂防刃手袋(ぼうじんてぶくろ)
防刃手袋とは、鉄よりも丈夫なアラミド繊維などの特殊素材が採用されている作業用手袋です。
主に刃物や切れモノなどの手道具を使う時に採用されます。
具体的には、ナイフ・カッター・手ノコなどで解体材を切断する時です。
またガラス片・金属片などの尖がりがある危険な解体材を扱う時にも使われます。
④化学防護手袋(かがくぼうごてぶくろ)
化学防護手袋とは、表面に天然ゴムラテックスなど、化学薬品に強い素材が採用されている作業用手袋です。
主に腐食性・毒性・有害性がある液体・固体を扱う時に使われます。
具体的には、酸・アルカリ・有機薬品・油などを回収処理する時です。
こちらは扱う薬品によって使う手袋が変わります。
⑤ゴム背抜き手袋(ごむせぬきてぶくろ)
ゴム背抜き手袋とは、手のひら面がすべてゴム張りで、抜群のグリップ力がある作業用手袋です。
主に危険性が低い作業を行う時に使われます。
具体的には、解体物を回収したり、運んだり、現場を掃除や片付けをしたりする時に使われます。
内装解体の現場では、特殊な作業をする時以外はゴム背抜き手袋などが良く使われます。
作業用手袋と内装解体の関係
作業用手袋は内装解体の現場では必需品です。
作業用手袋は、特に解体作業の種類によって使い分けが必要になります。
通常は高機能で、耐久性が高い作業用手袋が採用されます。