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2020.08.10すべて
内装解体での元請とは?元請とはだれのことで何をやるのか?
みなさんは、内装解体に「元請(もとうけ)」という言葉があることはご存じでしょうか?
「元請」という言葉は、内装解体などの「工事」が関係する現場では、現在でもよく使われているメジャーな言葉です。
では、内装解体においての「元請」とは一体どんなものなのでしょうか。
今回は内装解体での元請とは 元請とはだれのことで何をやるのか についてわかりやすくご紹介します。
内装解体での「元請」とは?
みなさんは、内装解体での元請とは、一体どんなものかご存じでしょうか?
内装解体での元請を一言でいうと「内装解体工事の発注者と、直接内装解体工事の請負契約を結んだ業者」のことになります。
この場合の業者とは、会社組織の場合だけでなく、個人事業主(一人親方)も要件を満たしていれば当然あてはまります。
ちなみに発注者と、直接内装解体工事の請負契約を結んだ業者のことを「元請業者」、個人のことを「元請負人」という呼び方をします。
ただし、ほとんどの場合「元請」という呼び方でひとくくりにされています。
一般的には、大手で資本力があり、設備がそろって、人員が多い会社が元請をしています。
内装解体での「発注者」と「元請」と「下請」の関係とは?
発注者と、直接内装解体工事の請負契約を結んだ業者のことを元請と呼びます。
元請は、建前上は、そのまま自分の会社の設備や人員だけを使って、内装解体工事をすることになっています。
また事実自社のみで、内装解体工事を完了させている元請業者もあります。
ところで、中には自社以外の会社に内装解体工事の全て、または一部を請負契約を結び、工事を協力してもらっている元請もあります。
この時、元請と内装解体工事の全て、または一部を請負契約を結ぶ業者のことを「下請(したうけ)」といいます。
ちなみに下請けをする業者のことを「下請業者」、個人のことを「下請負人」という呼び方をします。
ただし、ほとんどの場合「下請」という呼び方でひとくくりにされています。
そして「発注者」と「元請」と「下請」の力関係は、「発注者」ほど強く、「下請」になるほど弱くなります。
内装解体で「元請」になるメリットとは?
では、内装解体工事で、発注者と直接請負契約を結ぶ「元請」には、一体どんなメリットがあるのでしょうか?
内装解体工事で「元請」になるメリットは、主に次の3点があります。
①内装解体工事の価格を発注者と交渉できる
②内装解体工事を下請に、さらに発注でき、中間マージンを得ることができる
➂内装解体工事の営業と管理だけに専念でき、設備や人件費を低減できる
などのメリットがあります。
※中間マージンを簡単にいうと、仲介手数料、紹介手数料のことです。元請業者が発注者からの工事を、下請業者に発注した時に発生します。