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2020.08.02すべて
内装解体での養生?養生とは一体どんなものか?
みなさんは内装解体に「養生(ようじょう)」という項目があることはご存じでしょうか?
内装解体において養生は、非常に重要なものです。
今回は内装解体での養生 養生とは一体どんなものか についてわかりやすくご紹介します。
養生とは解体前の準備工事!
養生とは、解体や建築、建設で使われる工事用語です。
養生は、それらの工事の中の仮設工事という部類に入ります。仮囲いや足場などのように本工事前の準備工事になります。
養生が確実にされていることで、安心して解体工事をすることができます。
また養生は、見積書では仮設工事一式に入っている場合があります。
養生とは一体何をすることなのか?
養生は非常に多岐にわたります。
養生を一言でいうと「工事箇所以外の部分にホコリをたてない、キズをつけない、汚さない、壊さない」ことをいいます。
要は工事箇所以外の部分に、掃除や修復、回復を発生させないようにする保護目的の作業ということです。
内装解体工事の養生に使われる主な材料6選!
こちらでは、内装解体工事の養生に使われる主な材料6選についてご紹介します。
①ブルーシート0.9m幅・1.8m幅ロールタイプ
こちらのブルーシートは、主に通路の床や壁を養生する時に使われます。カッターで簡単にカットすることができます。養生テープで固定します。
②プラベニア0.9×1.8m
プラベニアも主に通路の床や壁を養生する時に使われます。ブルーシートよりも強度が必要な時に使われます。
③養生テープ
養生テープは、ブルーシートやプラべニアを固定する時に使われるテープです。既存の壁や床に貼ってもキズや塗装のはがれがなく、養生の必需品です。
④大型ブルーシート
こちらは広目の場所に、上から被せることができる正方形型、長方形型のブルーシートです。ロールタイプよりも強度があります。
⑤ポリフィルム・マスキングテープ付きポリフィルム
ポリフィルムは主に天井から床までの壁面をカバーするための養生材です。カーテンのように貼ることができ、ホコリや汚れを防止することができます。
⑥柱養生カバー
柱養生カバーとは、高発泡 ポリエチレン材で作られており、柱や壁の角に付けられます。軽く押す程度の衝撃であればガードすることができます。
内装解体工事の養生箇所
こちらでは内装解工事の養生箇所についてご紹介します。
①開口部養生
開口部養生とは、テナントの出入口、ドアや窓などの開口部周りを養生することです。内装解体には関係がない開口部をキズを付けないように養生します。
②解体材搬出路養生
解体材搬出路養生とは、現場から解体材を搬出する時に使う通路、階段、エレベーターなどを養生することです。
③ホコリ・汚れ防止養生
ホコリ・汚れ防止養生とは、解体現場周辺の機材や備品などをホコリや汚れから防止するための養生です。