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2023.05.03すべて

内装解体工事の単価相場や手順②

解体 大坂 

内装解体工事の単価相場や手順②

内装解体という言葉を聞いた事はあるでしょうか。

聞き慣れない、聞いたことがない言葉だと思う人も多いのではないでしょうか。

建物の内部の解体工事のことであり、建物自体はそのまま使用して内装だけを解体工事する場合に、行なわれることが多い工事です。

この記事では、内装解体工事に必要な費用やスケルトン工事、解体工事の費用を抑えるポイントなどについて紹介します。

内装解体工事の種類

建物の中身のみを解体工事する内装解体工事には、スケルトン工事と原状回復工事があります。

この2つはどちらも一般の住宅で使用される名称ではなく、店舗解体工事やビル解体工事などの内装解体工事で行なわれる解体工事です。

それぞれの解体工事の内容と費用などについて見ていきましょう。

スケルトン解体工事

内装解体工事の1つに「スケルトン解体工事」というものがあります。

スケルトンとは「透明な」という意味がありますが、他にも建物や船などの骨組み、躯体という意味があって、内装などが何もない躯体だけの状態のことを指します。

物件などを借りる際に「スケルトン物件」や「居抜き物件」といった言葉を見たことをあるのではないでしょうか。

つまり、スケルトン工事とは、内装の何もない骨組だけの状態にまで戻すという意味があるのです。

そのために、スケルトン工事とは、柱や間仕切り、天井や床など、人工的に作られたものは全て解体工事するという工事になります。

店舗の解体工事をする場合、次に入る店舗の業種などがまだ決まっていない、異業種が入居するために以前の店舗の状態のままでは使用できないケースに行なわれます。

原状回復工事

もう1つの内装解体工事の方法は「原状回復工事」です。

原状回復工事は「元に戻す」という解体工事であり、契約した時の状態に戻す事が基本になります。

全部をを解体工事するという意味ではなくて、あくまで契約した時の状態に戻す事であり、契約した内容に沿った状態に戻す必要があります。

物件を借りた時の状態がスケルトンだった場合は、原状回復工事の際にもスケルトン状態にします。

しかし、物件を借りた時に柱や何らかの設備などがあった場合には、それらを残した状態まで解体工事を進めましょう。

スケルトン工事なのか原状回復工事なのか、これは入居者が決めるのではなく、オーナーや管理会社が決めるので、指示通りに解体工事をすることが重要になります。