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2023.05.08すべて

内装解体工事の単価相場や手順⑦

解体 大坂 

内装解体工事の単価相場や手順⑦

 

内装解体工事の手順とは

内装解体工事の手順について見ていきましょう。内装解体工事を始める時の準備や、廃材などを撤去するまでの流れなどを見ていきます。

足場の設置と養生の設置

通常の建物の解体工事と同様に、内装解体工事を行う際にも養生をしっかり設置する必要があるでしょう。

養生には、解体工事で発生する粉塵などを外に漏らさないような効果と騒音などを抑える効果もあります。

特に、階段やエレベーターなどの共有のスペースは廃棄物の搬入するための通路となるため、念入りに養生をしなければなりません。

また、天井が高い店舗や足場などが必要となる場合でも、事前の設置が必要になります。

内装材の撤去

内装解体工事の養生の設置が完了したら、電気や壁紙、ガラスやドアなどの内装材の撤去作業から始めていきます。そして、解体工事において内装材を撤去する上で大切なのが分別になります。

特に、電気の取り外しの際には、蛍光灯と安定器では分別が異なります。また、人体に影響を及ぼす物質などを含有している可能性がある場合もあるため、注意しながら作業をします。

さらに、壁紙を剥がす際、粉塵なども発生するので、マスクやゴーグルなどをしっかりと着用して作業をしましょう。

床材の撤去

床材を使用している場合には、床材の撤去作業も必要になります。床材には種類なども豊富なために、素材によっても使っている接着剤や糊などが違います。

そのために、撤去作業をする場合は、下地を傷めないように、臨機応変に対応する事が重要でしょう。

なお、床材の撤去をした後は、下地の亀裂や凸凹などをなくす処理の作業が発生します。また、下地の錆や汚れを落として、次の床材を貼る時の傷をつける「床ケレン」と呼ばれる作業などもあります。