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2023.06.12すべて

内装解体工事の費用を抑えるには?①

解体工事 大坂

内装解体工事の費用を抑えるには?①

 

内装解体工事とはどのような工事?

内装解体工事とは、建物の本体の構造部分はそのままの状態で内装の部分だけを解体工事することです。
例えば、ビルの一室などに入居している店舗が退去をする際、内装解体工事を行って元の状態に戻す「原状回復工事」をします。

この記事では、内装解体工事の種類や必要になる費用の目安、解体業者に依頼をする時のポイントや解体工事の費用を抑える方法を解説していきます。

内装解体の種類は?

内装解体工事の種類としては、「原状回復工事」と「スケルトン工事」があります。

「原状回復工事」は、店舗を退去するにあたって入居する前の状態に戻す解体工事のことです。入居する際に入居者が自らが天井や壁、床の内装の部分の新設をした場合、退去する時には内装解体工事をおこない取り除いて元の状態に戻さなければなりません。

また、入居している間に元の内装の部分を壊したり傷つけたりした場合のは、内装解体工事を行ってから元の綺麗な状態に戻す工事を行う必要があります。

「スケルトン工事」とは、屋根や外壁、柱、梁、床スラブ等の構造の部分を残しそれ以外の撤去をしてしまう解体工事のことです。例えば鉄筋コンクリート造の建物ですと、天井や壁の石膏ボード及びその下地材、床のフローリングなどとその下地材の撤去をしてコンクリートむき出し状態になります。

内装解体工事の対象は?

建物の用途などにより内装は大きく異なります。例えば事務所の場合では使い方などが似ているので、どこも同じような仕様になりますが、飲食店などの商業店舗の場合は装飾なども多くなり各店舗によって内装が大きく異なります。

つまり事務所を借りる時は最初から事務所仕様の状態で借りるというのが一般的で、飲食店ではスケルトン状態で借りるのが一般的となります。
そのため、退去する時の「原状回復工事」において、内装解体工事の対象が大きく異なります。

事務所などの「原状回復工事」では、天井、床、壁、の表面材だけを取りかえるだけでいい場合もあり、比較的、限定的な内装解体工事ですむケースが一般的でしょう。

これに対し飲食店の「原状回復工事」はスケルトン状態に戻す必要があり、表面材だけではなく下地材ごと全てを撤去する事となり内装解体工事の対象が広がるでしょう。

なお、造りつけのカウンターやパーテーション、座席、厨房機器、排気ダクト、電灯、エアコンなども一般的に内装解体工事の対象となります。