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2023.06.15すべて
内装解体工事の費用を抑えるには?④
内装解体工事の費用を抑えるには?④
内装解体工事を依頼する際のポイント
内装解体工事を依頼するにあたって、大切ななポイントがあります。
解体工事の工期の遅れや解体工事費用の予算オーバー、近隣とのトラブルはできれば回避したいものです。以下のことに気をつけて内装解体工事の依頼しをましょう。
解体工事の工期について確認をする
店舗や事務所などが退去をする際の原状回復工事では、賃貸契約期間内に解体工事を完了させる必要があるのが一般的でしょう。
この期間内に解体工事が完了してしなければ、追加の家賃や違約金などが発生してしまう恐れがあります。
なので依頼するにあたっては内装解体工事がいつ終わるのかをしっかりと確認することが重要でしょう。また、解体工事では予期せぬトラブルなどが発生してしまうこともありますので、スケジュールに余裕を持つことが大切です。
隣接している店舗への挨拶や配慮などをしてもらう
内装解体工事では、騒音や振動、粉塵など細心の注意を払っても少なからず隣接した店舗などに迷惑をかけてしまうことになります。
事前の挨拶まわりをすることは大切で、挨拶回りは解体工事の直前ではなく解体工事の一週間前以上の余裕をもって行ないましょう。その際には依頼者と解体業者が一緒に挨拶回りに行くのがベストでしょう。
階段やエレベーター、廊下などの共用部などについては、傷や汚れなどがつかないように十分な養生をすることが必要です。
また、埃などが飛散しないよう密封をしたり、できるだけ騒音などが発生しないように配慮をしてもらったりする必要があるでしょう。
特に壁や床の斫り作業の際は騒音や振動のクレームの対象となりやすいので、解体工事の作業の時間や解体工事の方法の選定なども含め十分な打ち合わせをすることが必要でしょう。
リフォームを行なう際はしっかりと打ち合わせをしておく
リフォームで内装解体工事を行うケースでは、どこを残してどこを解体工事するのか、細部にわたって念入りに打ち合わせをしておく必要があるでしょう。
余分なものまで解体工事をしてしまった場合はまた造る手間などが増え、コストアップにつながってしまいます。
打ち合わせは口頭だけですまさないようにすることが重要でしょう。図面や文書などで記録していないと、勘違いや物忘れなどが起きやすいためです。
また、特に古い建物の場合では天井や床、壁をはがしてからはじめてわかる事もあります。
図面とは違う施工だったり、劣化などがひどかったり、想定してなかった元の古い壁が出てきたり…など、当初の解体工事の計画を変更しなければならないという状況も念頭においておくことをおすすめします。