ブログ

2023.06.16すべて

内装解体工事の費用を抑えるには?⑤

解体工事 大坂

内装解体工事の費用を抑えるには?⑤

 

内装解体工事のシチュエーション別の流れ

内装解体工事における工事の流れについて説明をします。この記事では、当該ビルから店舗が退去するにあたって、原状回復工事のための内装解体工事を行うとうことを想定しています。
解体工事前、解体工事中、解体工事後にわけて説明をします。

内装解体工事を実施する前の流れ

ビルのオーナーと借り主とで、解体工事の範囲、解体工事の期間、解体工事を依頼する業者の選定など念入りにに打ち合わせをします。

解体工事を依頼する業者が決まったら現地調査をしてもらい、解体工事の作業の方法やスケジュールなどについて説明をしてもらいます。

また、隣接の店舗や事務所、近隣の住民などに挨拶まわりをする必要もあります。

そして残置物の撤去をし、電気やガス、電話などのライフラインの停止の手続きをおこないます。
ビル全体でライフライン契約をしている場合では、前もってオーナーと話し合い適切に対応しましょう。
なお、水道は内装解体工事で必要になる場合があるために、解体業者に確認しましょう。

オーナーと打ち合わせ、解体工事を依頼する業者の選定、近隣への挨拶、残置物の撤去、ライフライン停止の手続きという流れになります。

内装解体工事の実施する時の流れ

まずは養生の設置をしてから解体工事を行います。解体工事をしない部分を傷つけてしまわないようにしたり、廃材の搬出ルートになる部分(共用の廊下やエレベーター、階段、出入口等)の養生をしたりします。また、埃などが飛散してしまわないように密封をします。

養生が完了したら、内装材の撤去を行ないます。石膏ボード、鉄、木、ガラス、モルタルなど解体工事しながら分別をしていきます。
間仕切りや造りつけの家具、什器類、Pタイルや塩ビシートなどの床材、照明器具、空調ダクト、電線など様々なものを解体工事していきます。

そして、解体工事で発生した廃材を順次、搬出していきます。

養生、内装解体工事、廃材の搬出、運搬という流れになります。

内装解体工事が完了した後の流れ

内装解体工事の完了後は、養生材などをすべて撤去して、綺麗に清掃作業をして終了となります。

なお、解体工事で発生した廃材は産業廃棄物として扱います。
解体業者にマニフェストと呼ばれる産業廃棄物管理票を希望して見せてもらうことより、本工事では不法投棄されずに適正な処理がなされたことを確認することができます。