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2023.07.05すべて

内装解体工事をわかりやすく解説②

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内装解体工事をわかりやすく解説②

スケルトン解体工事とは?

「スケルトン解体工事」「スケルトン工事」とは建物の構造体以外の内装の全てを解体工事する工事のことです。

「スケルトン(骨組み)」という名の通り建物の構造体以外の全てを解体します。

内装のすべてが解体工事され取り払われるので骨組みだけの状態になり「スケルトン工事」と呼ばれています。

「内装解体工事」とは違い、「スケルトン工事」では建物の構造部分以外のすべてを解体工事し、撤去をする工事です。

「スケルトン工事」を行なうタイミングは内装や設備などの全てを新しく取り替える予定があるような時でしょう。

間仕切りや天井、壁、床を解体工事して撤去するだけではなく、エアコンや電気配線、配管、排気設備など、全ての設備を入居した時の状態に戻します。

建物の構造物以外の全てを解体工事するので、鉄筋コンクリート造のビルの場合は、いわゆるコンクリート打ちっ放しの状態になります。

内装解体工事とスケルトン工事の違いとは?

「内装解体工事」と「スケルトン工事」の大きな違いとしては、床や壁を解体工事して構造体が見える状態にまでにするのかどうかという点でしょう。

「スケルトン工事」では天井や床、内部の造作だけではなく壁下地、設備、什器、水道配管や電気配線までを解体工事して撤去し、何もない状態にします。

一方「内装解体工事」は、内部の造作の解体工事はしますが、壁下地や天井下地は解体せずに残した状態にします。

解体工事の途中に壁や天井の一部分を解体工事することになると、「内装解体工事」から「スケルトン工事」へと変更するケースも出てきます。

「内装解体工事の方が費用は抑えることができますが、どこまでの解体工事をするのかをしっかり検討しましょう。