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2023.07.08すべて

内装解体工事をわかりやすく解説⑤

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内装解体工事をわかりやすく解説⑤

解体工事完了後の処理

解体工事が終わったら終了というわけではありません。解体工事が終わった後にすべきことについて説明いたします。

産業廃棄物の処分をする

基本的に解体業者に任せておけばいいですが、格安解体業者に依頼すると、産業廃棄物を不法投棄するような場合も珍しくないようです。
投棄されたものから、元の持ち主がわかった場合、元の持ち主も罰せられる可能性があります。

産業廃棄物を処分するのは解体業者に任せていいのですが、マニフェストを必ず提出してもらいましょう。
マニフェストとは、廃棄物を正規の方法で処分しましたということを示すものです。産業廃棄物がどのような流れでを処分されたのか、どの業者が運搬をして、どの業者が処分をしたのかまで記載されています。

解体工事が終わってから請求するのではなく、解体工事の依頼をするときに必ず提出するように前もってお願いしておきましょう。きちんと保管をしておけば、仮に解体業者が不法投棄をしていたとしても、できる範囲できちんと管理していたことを言えますし、何よりも不法投棄される確率が低くなるでしょう。

清掃

原状回復をしておけば、それで十分だと思いがちなのですが、原状回復がどこまでなのか、貸主と借主で認識が一致していない場合もあります。
基本的な考え方としては、「今すぐにでも借り手が見つかりそうな状態」にしておく必要があるでしょう。

解体工事が終わったら、掃除機できちんと隅々まで掃除をしておきましょう。解体業者に清掃も依頼することもできますが、曖昧にしているとホウキなどでさっと掃いておしまいというような解体業者もあるので注意が必要です。

このような目立たないところをしっかりとできるかどうかで、後からトラブルなどになるということを回避できたりします。
それほど手間のかかることではありませんので、 綺麗な状態にして返すことをおすすめします。