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2023.08.23すべて
内装解体工事を基本から解説③
内装解体工事を基本から解説③
内装解体工事の流れを詳しく紹介します。
足場の設置や養生の設置
足場の設置や養生の設置は、内装解体工事の安全性と効率性を確保するための重要なものです。まず、どの部分に足場が必要なのかを決定します。
高所での作業が必要な場合、適切な足場を組み立てることで作業員が安全に解体工事の作業できる環境を整えます。足場はしっかりと固定され、安全対策が施されたものが使用されます。
また、作業エリアの周囲には養生の設置をします。これにより、壁や床、家具などの周囲が塗料や廃材から守られ、作業中の誤って損傷が防がれます。
特に、解体工事の作業中に発生する粉塵の飛散を防ぐため、厚いプラスチックシートや保護フィルムが使用されることがあります。
養生の適切な設置によって、解体工事の現場の周囲が整頓された状態で解体作業が進められることになります。
内装材の撤去
内装材の撤去作業は、内装解体工事の核心部分です。壁、天井、床に使用された様々な素材は、専門的な工具と技術を駆使して取り除かれます。
内装解体工事によって発生する廃材を分別しながら解体工事を進めていきます。
床材の撤去
床材やタイルの撤去作業を行ないます。まず、床材の種類に応じて撤去の方法の選択をします。接着剤で固定された床材の場合、専用の剥離剤を使用して床材をゆっくりと剥がしていきます
床材を撤去した後は、床下の状態の確認をします。必要に応じて修復や補強作業が行われ、新しい床材を設置するための準備が整います。
撤去された床材やタイルは、廃棄物として適切な方法で処理されることになります。
産業廃棄物の処理
内装解体工事によって発生した廃棄物は、適切な方法で処理される必要があります。
廃棄物は再利用可能な部分とそうでない部分に分けられ、リサイクルや再利用の可能性を検討します。木材や金属は再加工して新しい製品に転用されることがあります。
廃棄物の処理は地域の廃棄物管理基準に従って行われ、環境への配慮が必要です。
専門業者が廃棄物を収集し、適切な廃棄場所に持ち出すことで、環境への影響を最小限に抑えます。
室内の清掃
内装解体工事の完了した後、室内空間をきれいな状態に戻すための清掃作業が行われます。この作業は、建設廃棄物や塵埃の除去だけでなく、表面の清掃や掃除機を使用して床をきれいにすることも含まれます。清掃作業は丁寧かつ徹底的に行われ、室内空間がリノベーション後の仕上がりにふさわしい状態に整えられます。
室内の清掃が完了すると内装解体工事が完了となります。