大手の解体業者と中小の違いとは？②

大手の解体業者の特徴

大手の解体業者の特徴としては、社員の数は５０～３００人程でしょう。

大手の解体業者は主に地方建設業者の下請けなどや、地元密着のハウスメーカー工務店などの下請けをやっています。

大手の解体業者の場合は、比較的大きな建物専用の重機を備えていて、工場、倉庫などの大きな構造物の解体工事に熟練している職人が多いというのが特徴でしょう。

中規模解体業者の特徴

中規模の解体業者は、社員の数が２０～３０人程で、新興の不動産会社などの下請けもしています。

大手の解体業者とは違って、創業してから１０～２０年くらいの若い会社が多いというのも特徴でしょう。

中小規模の解体業者の場合では、戸建ての住宅や住宅の周りの「プチ解体」などを多く請け負っているという傾向があるでしょう。

個人のお客様の木造住宅の解体工事に使用するサイズの小型の重機や、木造住宅の解体工事に熟練した職人などが多い傾向にあります。

小規模解体業者の特徴

小規模な解体業者の社員の数は、１～１０人以下でしょう。

一般的には、長年の実績がある小規模業者などでは解体工事の作業も安心して任せることができます。

また、個人も住宅などの小規模な解体工事などは、小規模解体業者が請け負っています。

しかし、創業して間もない解体業者の場合は、解体工事の経験が少なく作業にムラが発生してしまう場合もあるかもしれません。

また、大手の解体業者は会社組織となっていますが、小規模解体業者になると個人事業主として活動をしているケースなども多く見られます。