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2021.01.02すべて
契約書と内装解体?契約書とは一体どんなものか?
一般的に内装解体を行う時に「契約書(けいやくしょ)」が交わされることはご存じでしょうか?
内装解体などの工事を行う時は、建物の持ち主と業者で、契約書を交わすことがすすめられています。
では、契約書とは一体どんなもので、内装解体とはどんな関係があるのでしょうか。
今回は 契約書と内装解体 契約書とは一体どんなものか についてわかりやすくご紹介します。
契約書とは一体どんなものか?
みなさんは、契約書とは一体どんなものかご存じでしょうか?
内装解体に関係する契約書を一言でいうと、
内装解体工事での「契約を証明するための文書」のことになります。
契約書を作る理由とは?
では一体なぜ、契約を作る必要があるのでしょうか?
契約書を作る理由は次の3点です。
内装解体での例で、ご説明します。
❶契約内容の整理
契約内容の整理とは、どんな工事内容にするのかなどを、工事前に関係者間で書き出し、わかりやすく整理することです。
❷契約執行の確認
契約執行の確認とは、工事完了後に関係者間でやり残し、やり違いなどを確認することです。
❸トラブル防止
トラブル防止とは、工事完了後に関係者間で、工期・工事内容・支払いでのトラブルを防止することです。
内装解体での契約書の名前とは?
一般的に工事の契約書は、雛形がありません。
そのため、名前も自由に決めることができます。
内装解体で契約書を作る場合には、主に次の名前が使われます。
・内装解体契約書
・解体工事請負契約書
・工事請負契約書
・解体契約書
・契約書
などが使われます。
内装解体の契約書で必要になる項目とは?
一般的な内装解体の契約書には、次の項目が必要になります。
❶契約書名
内装解体契約書など
❷工事発注者名
建物の持ち主など
❸工事受注者名
内装解体業者など
❹工事名
カフェ〇〇の内装解体工事など
❺工事内容詳細
内装解体工事であれば、内装解体工事・原状回復工事・スケルトン工事など
❻工事場所
テナント・オフィス・工場の住所など
❼工期
例) 2020年10月15日~2020年10月25日など
❽工事代金総額
一式30万円・工事総額30万円など
❾支払方法
現金・銀行振込など
❿各種トラブルでの損害賠償
工期の遅れ・瑕疵(かし)・契約箇所以外の破壊など
⓫契約解除に関する取り決め
契約解除が発生する理由など
おおよそ、これらの項目があることで、内装解体の契約書として効力を発揮します。
その他必要な項目があれば、随時追加します。
実際に契約書に書いてある内容が重要になります。
内装解体で契約書を結ぶタイミング
一般的に内装解体で、契約書を結ぶタイミングは、最低でも内装解体工事開始の1か月前をおすすめします。
その1番の理由は、優良で、腕が良い内装解体業者であれば、早くスケジュールが埋まってしまうからです。
依頼が遅かった場合には、目標としていた期日には先約が入っていることがあります。
また、契約書の前段階には、現場調査・見積りなどがあります。
できるだけ早く依頼して、内装解体業者のスケジュールを先に確保することをおすすめします。