みなさんは、内装解体に関係するごみで「廃プラスチック類」というものがあることはご存じでしょうか？

 

廃プラスチック類は、建物の内装解体をする前の段階で発生する確率が高いごみです。

 

では、廃プラスチック類とは一体どんなもので、内装解体とは一体どんな関係があるのでしょうか。

 

今回は 廃プラスチック類と内装解体 廃プラスチック類とはどんなものか についてわかりやすくご紹介します。

 

廃プラスチック類とは一体どんなものか？

 

みなさんは、廃プラスチック類とは一体どんなものかご存じでしょうか？

 

内装解体に関係する廃プラスチック類を一言でいうと「使用済みになった全ての固形状・液状の合成高分子系化合物」のことになります。

 

主に硬質・軟質プラスチック類・合成樹脂くず・合成繊維くず・合成ゴムくず・廃タイヤなどのことを指します。

 

簡単にまとめると、プラスチック・ビニール・ナイロン・ゴムなど、使用済みになって廃棄処分されるプラスチック製品全般のことを産業廃棄物用語で、廃プラスチック類といいます。

 

廃プラスチック類の10種類のタイプ

 

廃プラスチック類といっても非常に範囲が広いです。

 

廃プラスチック類には、プラスチック類・ビニール類・ナイロン類・発泡スチロール類・フィルム類・包装類などあらゆるジャンルが含まれます。

 

こちらでは廃プラスチック類を、具体的に10種類のタイプに分けて、それぞれご紹介します。

 

①ドリンク系ペットボトル

 

こちらはコーラ・ジュース・ミネラルウォーター・コーヒー・紅茶・お茶などに使われるペットボトルが対象になります。

 

➁食品系ボトル

 

こちらはマヨネーズ・ケチャップ・ドレッシング・たれ・つゆに使われるボトルが対象になります。

 

➂日用品系ボトル

 

こちらはシャンプー・リンス・トリートメント・ジェル・ヘアパック・各種洗剤に使われるボトルが対象になります。

 

④袋・包装用フィルム

 

こちらはインスタント麺・食品、レトルト食品、冷凍食品、お菓子類、パン類、各種ビニール袋・ゴミ袋・レジ袋に使われる袋・包装用フィルムが対象になります。

 

⑤フタ・キャップ・ラベルフィルム

 

こちらは瓶ボトルなどに使われるフタ・キャップ・ラベルフィルムが対象になります。

 

⑥小物・ケース

 

こちらは、バケツ・ボックス・シート・文房具・おもちゃ類に使われる小物・ケース

が対象になります。

 

⑦家電・カバー類

 

こちらは一般家電に使われている家電・カバー類が対象になります。

 

⑧発泡スチロール類

 

こちらは食材保存に使われる発泡スチロールのケース・トレイが対象になります。

 

⑨自動車用部品

 

こちらはタイヤやハンドルカバー、その他自動車関係に使われる自動車用部品が対象になります。

 

⑩農業用品

 

こちらはビニールハウスなどに使われるビニールシート・枠などの農業用品が対象になります。

 

廃プラスチック類と内装解体との関係

 

廃プラスチック類は、内装解体の前には、相当数でます。

 

特に飲食・食品系のテナントや住宅の場合は多いです。

 

事前に、お客様にも取り除いていただけますが、実際内装解体中にもでます。

 

廃プラスチック類は、廃棄物処理法・容器包装リサイクル法・資源有効利用促進法などにより有効にリサイクルされ活用されます。