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2023.07.30すべて
廃棄物の収集、運搬をするためには特別な許可が必要①
廃棄物の収集、運搬をするためには特別な許可が必要①
産業廃棄物収集運搬許可
解体工事に限らず、様々な産業活動の際には必ず廃棄物が発生します。この廃棄物つまりゴミにはどんな種類があって、また収集や運搬をする際にどのような点に気をつけなければいけないのでしょうか。「産業廃棄物収集運搬許可」とはどのようなものかを見ていきましょう。。
廃棄物とは
「廃棄物」とは「ゴミ」や「不要物」というイメージがあるのではないでしょうか。
きちんとした定義は「自ら利用し、または他人に有償で売却することができないために不要になったもの」が廃棄物です。
ほとんどの廃棄物は「「廃棄物処理法」という法律によって規定がされており、「ごみ、粗大ごみ、燃え殻、汚泥、ふん尿、廃油、廃酸、廃アルカリ、動物の死体その他の汚物または不要物であって、固形状又または液状のもの」となっています。
廃棄物の分類
廃棄物は、大きく4つに分けられ「産業廃棄物」「特別管理産業廃棄物」および「一般廃棄物」「特別管理一般廃棄物」となります。
産業廃棄物
今回一番焦点を当てて紹介する産業廃棄物には「事業活動に伴って生じたもののうち、規定されている20種類」がこれに該当します。
言い換えると規定がされていないものは、事業活動において生じたものだとしても「一般廃棄物」ということです。
特別管理産業廃棄物
産業廃棄物の中でも、指定された特に有害なものが特別管理産業廃棄物に該当します。
一般廃棄物
産業廃棄物以外のものは「一般廃棄物」になります。この中でも、「産業廃棄物以外の事業活動で発生したもの」を事業系一般廃棄物といって、「一般家庭の日常生活から発生したもの」を家庭廃棄物といいます。
特別管理一般廃棄物
一般廃棄物のうち、指定された有害なものが特別管理一般廃棄物に該当します。