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2020.11.17すべて
廃蛍光灯と内装解体!廃蛍光灯とは一体どんなものなのか?
みなさんは、内装解体に関係するごみで「廃蛍光灯(はいけいこうとう)」があることはご存じでしょうか?
廃蛍光灯は、室内の天井周りの内装解体の時に、必ずといってよいほど、出るごみです。
では、廃蛍光灯とは一体どんなもので、内装解体とは一体どんな関係があるのでしょうか。
今回は 廃蛍光灯と内装解体 廃蛍光灯とは一体どんなものなのか についてわかりやすくご紹介します。
廃蛍光灯とは一体どんなものか?
みなさんは、廃蛍光灯とは一体どんなものかご存じでしょうか?
内装解体に関係するごみで廃蛍光灯を一言でいうと「不用になった蛍光灯」のことになります。
簡単にいうと、 廃蛍光灯とは、完全にごみとして排出が確定している蛍光灯のことです。
蛍光灯の3つのタイプ
一般的に蛍光灯には次の3つのタイプがあります。
それぞれ特徴をご紹介します。
①直管蛍光灯(ちょくかんけいこうとう)
直管蛍光灯とは、真っ直ぐな形をした蛍光灯です。
主にオフィス・工場・テナントで使用されています。
内装解体の時に最も出る蛍光灯です。
➁丸型蛍光灯
丸型蛍光灯とは、ドーナツのように、丸い円の形をした蛍光灯です。
主に一般家庭で使用されています。
戸建て住宅・マンション・アパートの内装解体の時に発生します。
➂電球型蛍光灯
電球型蛍光灯とは、電球の形を模した蛍光灯のことです。
主に一般家庭・テナントなどのダウンライトで使用されています。
一般住宅・テナントの内装解体の時に発生します。
廃蛍光灯が一般廃棄物・産業廃棄物に分けられるポイント
現在、廃蛍光灯の引き取りは、非常に厳しく規制されています。
一般廃棄物・産業廃棄物に分けて、それぞれ回収・引き取りがされます。
こちらでは、廃蛍光灯が一般廃棄物・産業廃棄物に分けられるポイントについてご紹介します。
①廃蛍光灯は家庭からの排出であれば一般廃棄物
廃蛍光灯は、一般家庭から出す分のごみであれば、各自治体は「一般廃棄物」として扱い普通に回収してくれます。
➁廃蛍光灯は事業所からの排出であれば産業廃棄物
廃蛍光灯はオフィス・工場・お店などの事業所からの排出であれば「産業廃棄物」になります。
そのため、各自治体は引き取ってはくれません。
廃蛍光灯専門の回収業者に引き取ってもらう必要があります。
➂廃蛍光灯は内装解体業者が回収すると産業廃棄物
廃蛍光灯は一般家庭・工場・オフィス・店舗・テナントなどで内装解体業者が回収すると、「産業廃棄物」になります。
こちらも、各自治体は引き取ってはくれません。
廃蛍光灯専門の回収業者に引き取ってもらう必要があります。
廃蛍光灯の産業廃棄物でのカテゴリー
廃蛍光灯は、産業廃棄物のカテゴリーでは、
・ガラスくず・コンクリートくず・陶磁器くず(蛍光物質が塗布されたガラス管)
・金属くず(両端の電極)
の2つのカテゴリーに含まれる混合産業廃棄物になります。
また、廃蛍光灯は「水銀使用製品産業廃棄物」になります。
結果、内装解体での、業の許可証・委託契約書・保管基準・マニフェストなどが厳しくなります。