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2020.08.12すべて

木造の内装解体とは?木造とはどんなものなのか?

みなさんは、建物には「木造(もくぞう)」があることはご存じでしょうか?

 

建物は、大きく分けると木造・鉄骨造(軽量・重量)・鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造の4つの構造(工法)に分かれます。

 

では、木造とは一体どんな構造(工法)なのでしょうか。

 

今回は木造の内装解体とは 木造とはどんなものなのか についてくわしくご紹介します。

 

木造とはどんな構造(工法)なのか?

 

みなさんは、構造(工法)の中で木造とは、一体どんなものかご存じでしょうか?

 

 構造(工法)の中での木造を一言でいうと「柱、梁(はり)、桁(けた)、土台(どだい)のような主要な構造部材が、全て木材で造られている建物」のことになります。

 

諸外国に比べて、日本は一般住宅・神社・寺院の多くに木造が採用されています。

 

特に神社・寺院は、木造建築物の見本でもあり、内装も外装も美しいデザインで造られています。

 

また構造(工法)名では、Wood(木材)の略で「W造」と呼ばれています。

 

木造のメリットとは?

 

木造にはどんなメリットがあるのでしょうか?

 

木造の最大のメリットは、他の構造と比較すると、材料費・建築費などのコストを安く抑えられることです。

 

現在は工場で木材の切断や加工を行うプレカット技術、また工場内である程度材料を取り付け一体化する技術が確立されてきたことから、工期も大幅に短縮できるようになりました。

 

さらに他の構造と比べると扱いやすく、DIYとの相性も良いです。

 

木造の2つの工法とは?

 

木造は、大きく分けて「在来軸組み工法(在来工法)」・「2×4工法(ツーバイフォー工法)」という2つの工法があります。

 

在来工法とは、日本発の工法のことです。在来工法は、木材を加工した柱、梁、桁、土台を組み合わせて建てる工法のことです。法隆寺などが在来工法で建てた代表的な建物です。

 

ツーバイフォー工法とは、アメリカ発の工法のことです。

 

ツーバイフォー工法を簡単にいうと「柱」と「板材」を組み合わせて、あらかじめ工場でパーツとして造り、現場でパーツを組み立てて建てるタイプの工法です。

 

在来工法に比べると簡単にできます。一般的にはハウスメーカー製の住宅に採用されています。

 

木造での内装解体とは?

 

木造での内装解体のケースは、主に一般住宅や戸建ての店舗での、リフォーム工事の時に行われます。

 

一般住宅や戸建ての店舗なので、内装解体も比較的小規模になります。

 

内装解体工事の内容としては、木造の構造物に天井材・内壁材・床材を釘打ち・ビス打ちで接続されていることから、比較的に簡単に内装解体をすることができます。

 

また、一般住宅や戸建ての店舗のサイズの物件なので、専門の内装解体業者ではなく、リフォーム工事担当の大工さんが内装解体を行うことがあります。