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2021.02.17すべて

特定天井と内装解体?特定天井とは一体どんなものか?

みなさんは、内装解体に関係する天井で「特定天井(とくていてんじょう)」というものがあることはご存じでしょうか?

 

特定天井は、東日本大震災以後に定められた天井になります。

 

では、特定天井とは一体どんなもので、内装解体とはどんな関係があるのでしょうか。

 

今回は 特定天井と内装解体 特定天井とは一体どんなものか についてわかりやすくご紹介します。

 

特定天井とは一体どんなものか?

 

みなさんは、特定天井とは一体どんなものかご存じでしょうか?

 

内装解体に関係する特定天井を一言でいうと

 

 「脱落によって重大な危害が生ずるおそれがある天井」のことです。

 

  簡単にいうと、地震や災害が原因で、天井が落下して死傷者が発生するおそれがある危険な天井のことです。

 

特定天井の5つの条件とは?

 

こちらでは特定天井の5つの条件についてご説明します。

 

①吊り天井

 

1つ目の条件が「吊り天井」です。

 

吊り天井とは、天井を屋根裏から金属製のボルトで吊っている天井のことです。

 

特徴は天井と屋根裏の間に広い空間があります。

 

➁天井までの高さが6m超

 

2つ目の条件が「天井までの高さが6m超」です。

 

これは、床から天井までの高さが6m超あるということです。

 

6mの高さから、天井が落下してくると、落下速度がつきより危険になります。

 

➂面積200㎡超

 

3つ目の条件が「面積200㎡超」です。

 

面積200㎡超になると、畳の枚数で110枚以上の広さになります。

 

仮にこの広さの畳が落下すると相当な重量になり危険です。

 

④質量2kg/㎡超

 

4つ目の条件が「質量2kg/㎡超」です。

 

質量2kg/㎡超で、面積200㎡超の天井が6mの高さから落ちてくると当然危険度が高くなります。

 

⑤人が日常利用する場所に設置されている

 

5つ目の条件が「人が日常利用する場所に設置されている」ことです。

 

地震や災害が起きた時に特定天井の真下にいなければ、重大な事故は起こりにくくなります。

 

ところが、普段から人が利用する場所にあれば、当然事故が起こる確率が高くなります。

 

特定天井が使われている建物

 

次の建物には特定天井が使われている傾向が高いです。

 

❶体育館

 

❷空港ロビー

 

❸駅ロビー

 

❹音楽ホール

 

❺コンサート会場

 

❻講堂

 

❼集会場

 

❽官庁の庁舎

 

❾その他の施設

 

特定天井と内装解体の関係

 

特定天井、または特定天井に極めて近い天井であれば、そのままでは非常に危険です。

 

最低でも補強を行う必要があります。

 

また、安全な天井にするために「膜天井」への変更がすすめられています。

 

吊り天井であれば天井材・下地材が落下してきた時はかなりの重量になり危険です。

 

ところが膜天井になると、天井は「シート生地」なので、落下しても安全です。

 

特定天井、または特定天井に極めて近い天井であれば、内装解体を行い、膜天井に変更することをおすすめします。