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2023.08.08すべて
産業廃棄物収集運搬業の許可申請の流れをわかりやすく解説③
産業廃棄物収集運搬業の許可申請の流れをわかりやすく解説③
解体工事に産業廃棄物収集運搬業許可は必要なの?
解体工事において、産業廃棄物収集運搬業許可が必要ではない場合があります。
ポイントとしては、産業廃棄物収集運搬業許可は、委託を受けて産業廃棄物の収集や運搬を行なう際に必要となるという点です。
つまりは、自社で産業廃棄物の収集や運搬などを行なう場合は、許可を得る必要はないのです。
もちろん、その場合でも基本的な廃棄物処理法の決まりを守るということが求められます。また、再生利用目的の産業廃棄物の収集や運搬などでも、許可は不要となります。
産業廃棄物収集運搬業の許可申請の流れ
産業廃棄物収集運搬業の許可申請の流れと手順を説明していきます。
⑴申請資格を満たしているかどうかの確認をする
産業廃棄物収集運搬業の許可申請の流れを確認していきましょう。
まず、申請資格を満たしているかどうかの確認をしてください。申請をする事業者が、知識や技術を有しているということと、継続して行える経理的な基礎を有しているということが基本となります。
この知識や技術などは、日本産業廃棄物処理振興センターの講習会を受講し、修了証の交付を受けることが条件となります。また、事業計画書などを作成して、経理的に問題がないことを証明しておきましょう。
また、施設に係る基準として、飛散や流出などの防止、車両の両側面に運搬業者名と許可番号を表記することが必要です。
同時にマニフェストと産業廃棄物処理許可証の写しを常時携帯していることなどが求められます。保管場所の届出なども忘れないようにしましょう。
⑵申請料金の確認をする
申請の内容の種類 新規申請 更新 変更
産業廃棄物収集運搬業 の新規申請の場合の費用は81,000円 、更新の際は73,000円、変更は 71,000円です。
特別管理産業廃棄物収集運搬業 の新規申請は81,000円 、更新の場合は74,000円、変更の場合は 72,000円です。
産業廃棄物収集運搬業の申請は、申請費用が必要となります。注意すべき点は、新規申請だけでなく、更新や変更届の時にもほぼ同じくらいの額の費用が必要になっているので注意しましょう。料金は各都道府県で一律になります。