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2020.10.27すべて

磁器質タイルと内装解体!磁器質タイルとは一体どんなものか?

みなさんは、内装解体に関係する材料で「磁器質(じきしつ)タイル」というものがあることはご存じでしょうか?

 

磁器質タイルは、主に建物の外装・内装によく使われるタイルです。

 

今回は主に建物の内装に使われる磁器質タイルについてお伝えします。

 

では、磁器質タイルとは一体どんなもので、内装解体とはどんな関係があるのでしょうか。

 

今回は 磁器質タイルと内装解体 磁器質タイルとは一体どんなものか についてわかりやすくご紹介します。

 

磁器質タイルとは一体どんなものか?

 

みなさんは、磁器質タイルとは一体どんなものかご存じでしょうか?

 

内装解体に関係する磁器質タイルの特徴を一言でいうと「素地はきめ細かく・緻密で・硬く・吸水率が低いタイル」です。

 

磁器質タイル同士を叩くと、金属音がします。

 

また、水に濡れる場所・水回り・床などにも問題なく使うことができます。

 

業界では通称「磁器タイル」と呼ばれています。

 

磁器質タイルの材料と造り方とは?

 

磁器質タイルの材料は石英・長石・粘土です。

 

これらを約1200~1350℃で焼成して造られます。

 

焼かれることで、よく素地が締まり、結果吸水率が1%以下を実現します。

 

磁器質タイルの6つの機能性

 

磁器質タイルはあらゆる場所に使える高機能タイルです。

 

こちらでは、磁器質タイルの6つの機能性についてご紹介します。

 

①耐候性・耐久性

 

磁器質タイルは、耐候性・耐久性が高く、建物の外部に使っても厳しい自然環境の影響を受けにくいタイルです。

 

変化・変色・変質などがなく、劣化しにくいという特徴があります。

 

➁耐摩擦性・耐摩耗性

 

磁器質タイルは、耐摩擦性・耐摩耗性が高く、多くの人たちが歩く施設の床材として使っても、ほとんど削れることがなく摩耗がありません。

 

➂耐熱性・耐火性・防水性

 

磁器質タイルは、耐熱性・耐火性・防水性が高く、長時間高温の場所や濡れる場所に使用しても、劣化が起こりません。

 

④耐薬品性・耐酸性・耐アルカリ性

 

磁器質タイルは、耐薬品性・耐酸性・耐アルカリ性が高く、近くで薬品を長時間使用しても変化は起こりません。

 

⑤防汚性

 

磁器質タイルは、防汚性が高く、仮に汚れても簡単にふき取ることができます。

 

⑥耐凍害性

 

磁器質タイルは、耐凍害性が高く、寒冷地で使ったり、気温が低い場所で使っても変化や劣化が起こりません。

 

磁器質タイルと内装解体の関係とは?

 

磁器質タイルは、非常に高性能で使い勝手が良く、施工もしやすい万能タイルです。

 

一般的には外壁タイル・公共施設・商業施設の床タイルとして使われます。

 

内装解体では主に、磁器質タイルの床材の剥がしの時に関係してきます。

 

面積が狭い場所であれば、スクレーパーのような手道具で、磁器質タイルを剥がします。

 

公共施設・商業施設の床の場合は面積が広いので、機械や小型の専用重機を使って剥がされます。