解体工事の相見積もりとは？③

 

解体工事の相見積もりをして複数の解体業者を比較して検討してから、依頼する一つの解体業者を選び契約をするまでの流れについて見ていきましょう。

発注、選定の条件確認をする

実際に解体工事の相見積もりを依頼する場合、まず最初に行うことは発注と選定条件の整理と確認でしょう。
どのような解体工事を自分が依頼するのか、想定している予算はどのくらいなのか、いつまでに解体工事をしてほしいのかなどを整理しておきます。

複数の解体業者から相見積もりをもらう

発注、選定条件の確認がおわれば、実際に解体業者に相見積もりの依頼をします。

見積もりを比較して検討してから契約

相見積もりで複数の解体業者からの見積もりをもらったら、その見積もりの内容をよくみて比較し検討しましょう。
解体工事の見積もりの内容をより自分の希望に近いものにするために交渉することもできます。

解体工事の見積もりをするのに必要な時間は？

解体工事の見積もりに必要な時間として、一つの解体業者につき３０分～１時間くらいを見ておくとよいでしょう。
経験豊富な解体業者の場合であれば、事前にやるべき事がわかっているために、段取り良く見積もりの作業を進めてくれるでしょう。

基本的な見積もりの方法としては

寸法の測定
解体工事作業スペースの確認
トラックや重機などの車両を搬入するための広さや経路があるかどうかの確認
近隣の建物や店舗との距離の確認
周りにどれくらいの建物や店舗などがあるかの確認
などの確認を行います。

この確認作業がスムーズにいけば３０分ほどで終わるのですが、場合によっては１時間以上かかるケースもあります。
例えばブロック塀や庭木、駐車場など、建物以外に解体工事が必要なものが多い場合などは見積もりに時間が必要になるケースがあります。
また、アスベストが使用されているケースではより慎重に解体工事を行う必要があるために、事前の確認に時間がかかる場合があります。