解体業者を選ぶ時のポイント③

 

支払いの方法が明確か

解体工事の費用の支払いの方法にもいくつか種類があります。
着手金などを支払うケース、進捗に合わせて分割払いにするケース、解体工事が完了した後に一括払いするケースなどです。
解体工事の内容と支払い方法、支払いの時期などを明確にしている解体業者を選びましょう。

解体工事前の一括払いや進捗よりも早い支払いを要求してくるような業者は、慎重に判断をする必要があるでしょう。
解体工事の費用を支払った途端に対応が悪くなったり、音信不通になってしまったりするトラブルなどもあるようですので、最終の支払いは解体工事の完了を確認してからにするのがよいでしょう。

また、追加費用の可能性があるのかどうかなどもきちんと確認しておきましょう。

契約書をきちんと発行してくれるか

メモや口約束などではなく、必要な内容が明確に書かれた契約書の作成をしてくれる解体業者を選びましょう。
契約書の内容は、解体工事の内容、解体工事の期間、解体工事の費用、支払い方法や時期、トラブルが発生した際の責任の所在などがきちんと記載されているかを確認しましょう。
なお、解体工事の対象はどこまでなのか、どこからが対象外になるのかなど十分に確認しておきましょう。

自社での施工しているか

解体工事を自社で行っている解体業者を選ぶとよいでしょう。

中には、解体工事を自社で施工せずに下請けに丸投げしている解体業者もあります。その場合は中間マージンが発生してしまうので、解体工事が割高になってしまいます。
もしくは下請けの解体業者がその分無理をして解体工事を行うので、仕事の質が落ちるという事になるでしょう。

また、安全対策がないがしろにされてしまえば危険が伴います。

トラブル対応が明確にされているか

解体工事を行なう際には騒音や振動、粉塵などが発生してしまいます。
近隣の店舗や住民からのクレームで解体工事の作業がストップしてしまったり、トラブルに発展してしまうケースもあります。

クレームを防ぐための対策や、トラブルなどが発生した後の対応などについて、明確に説明することができる解体業者を選びましょう。