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2020.11.22すべて
開き戸と内装解体?開き戸とは一体どんなものか?
みなさんは、内装解体に関係する室内ドアで「開き戸(ひらきど)」というものがあることはご存じでしょうか?
開き戸は、一般住宅・テナント・オフィス・工場などの室内ドアとして採用されています。
では、開き戸とは一体どんなもので、内装解体とは一体どんな関係があるのでしょうか。
今回は 開き戸と内装解体 開き戸とは一体どんなものか について詳しくご紹介します。
開き戸とは一体どんなものか?
みなさんは、開き戸とは一体どんなものかご存じでしょうか?
内装解体に関係する開き戸を一言でいうと「開き戸とは、前後に開閉するドア」のことです。
開いたり、閉じたりする時に、パタパタと開閉します。
現在室内ドアの中で、最も採用されているドアです。
室内ドアとして、開き戸の素材は米松・ヒノキ・タモ・ヒバなどが採用されています。
開き戸の4つの特徴とは?
開き戸には次の4つの特徴があります。
①気密性が高い
開き戸の1つ目の特徴が「気密性が高い」ことです。
気密性が高いことから、室内はエアコンの温度が変わりにくく、室内の音が外に漏れにくいというメリットがあります。
そのため、テナント・オフィス・一般住宅では大変有効です。
➁遮断性がある
開き戸の2つ目の特徴が「遮断性がある」ことです。
開き戸には、カギやロックなどがついているタイプがあります。
そのため、外部からの侵入を容易に遮断することができます。
➂狭い開口にも使える
開き戸の3つ目の特徴が「狭い開口にも使える」ことです。
同じ室内ドアである「引き戸(ひきど)」は、必ずドアを2枚取り付ける必要があります。
そのため、狭い開口には採用しづらいというデメリットがあります。
ところが開き戸は、最低1枚ドアがあれば取り付けることができます。
よって、狭い開口にも採用が容易です。
④開閉スペースが必要
開き戸の4つ目の特徴が「開閉スペースが必要」なことです。
開き戸は、必ず開閉スペースが必要です。
そのため、蝶番(ちょうつがい)から、ドアの長さ分、開く方向に約180度の開閉スペースが必要になります。
ただし、最低90度あれば、人の通行は可能です。
開き戸の2つのタイプ
開き戸には次の2つのタイプがあります。
①片開き(かたびらき)
片開きとは、1枚もののドアです。
押す・引くのどちらかで開閉ができます。
現在、最も室内ドアとして採用されています。
別名「シングルドア」ともいいます。
➁両開き(りょうびらき)
両開きとは、2枚もののドアのことです。
一般的には玄関に採用されます。
ただし、室内でも大きな部屋には採用されます。
別名「観音開きドア」ともいいます。
開き戸と内装解体
開き戸の内装解体は、主に次の2つのパターンがあります。
①間仕切り壁ごと撤去
1つは間仕切り壁を解体撤去する時に、開き戸も同時に撤去するケースです。
こちらは間仕切り壁ごと撤去することから、簡単に行えます。
➁間仕切り壁を残し、ドア枠をはずす
2つ目は、現在の開き戸を、新しい別の室内ドアに取り替える工事の時です。
こちらは間仕切り壁を残すことから、丁寧にドア枠をはずす必要があります。
テナントなどのリニューアルオープンの時には、間仕切り壁・開き戸などのリニューアル工事がよく行われます。