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2020.11.30すべて
防塵マスクと内装解体?防塵マスクとは一体どんなものか?
みなさんは、内装解体の時に使われる道具で「防塵マスク(ぼうじんマスク)」という道具があることはご存じでしょうか?
内装解体の現場はホコリや粉塵だらけです。
そのため内装解体の現場では必ず防塵マスクを装着して入る必要があります。
では、防塵マスクとは一体どんなもので、内装解体とはどんな関係があるのでしょうか。
今回は防塵マスクと内装解体 防塵マスクとは一体どんなものか についてわかりやすくご紹介させていただきます。
防塵マスクとは一体どんなものか?
みなさんは、防塵マスクとは一体どんなものかご存じでしょうか?
内装解体に関係する防塵マスクを一言でいうと
「ホコリ・チリ・ヒューム・オイルミストなどを防ぐマスク」のことです。
なので、風邪予防に使うマスクとは全く別物です。
主に建築現場・屋外・内装解体現場などで使われます。
※金属の加熱・昇華によって生じる鉱物性の粉塵のことです。金属を切断解体する時に発生します。
防塵マスクの4つの特徴
防塵マスクには次の4つの特徴があります。
①鼻・口などに、ホコリ・チリ・ヒューム・オイルミストなどの侵入を防ぐことが目的
➁軽微な粉塵から有害な粉塵にまで合わせた様々なタイプの防塵マスクがある
➂目詰まりを起こしたら、至急取り替える必要がある
④作業内容によって使用区分がある
防塵マスクの3つの使用区分
防塵マスクには次の3つの使用区分があります。
それぞれ内装解体に合わせてご紹介します。
①DS1・DL1・RS1・RL1
こちらは主にハツリ工事、木材の切削加工、研磨作業など用の防塵マスクです。
一般的な内装解体にはこちらの使用区分が使われます。
➁DS2・DL2・RS2・RL2
こちらは主に溶接作業、金属加工など用の防塵マスクです。
こちらは内装解体では金属の切断をする時に使われます。
➂DS3・DL3・RS3・RL3
こちらは主にダイオキシン作業、アスベスト作業、放射線物質汚染区域作業など用の防塵マスクです。
こちらは内装解体ではアスベストの解体現場で使われます。
防塵マスクの2つの種類
一般的に内装解体には次の2つの種類の防塵マスクが使われます。
それぞれご紹介します。
①取替え式防塵マスク
取替え式防塵マスクとは、フィルターを取り外して、取り替えることができる防塵マスクのことです。
そのため、本体は長期間にわたって使うことができます。
また、ホコリ・チリ・ヒューム・オイルミストがハードな現場向きです。
一般的に本体はプラスチック製で、顔に触れる部分は密着性が高いシリコンゴムなどが
使われています。
ヘッドバンドで固定するので、ホコリ・チリ・ヒューム・オイルミストの防塵率が高くなります。
また、鼻から顎までをカバーする半面タイプ、顔全体をカバーする全面タイプの2つのタイプがあります。
➁使い捨て式防塵マスク
使い捨て式防塵マスクとは、簡易型の防塵マスクです。
1回切りの使い切りタイプです。
そのため、使用限度時間を超えたり、フィルターがつまったら、捨てて新しいものに交換する必要があります。
見た目は、一般的な風邪予防マスク風です。
こちらはライトな内装解体現場か、掃除まで終わって搬出の時に利用します。