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2023.07.15すべて

養生シートをわかりやすく解説③

解体工事 大阪 内装

養生シートをわかりやすく解説③

養生シートの大きさ

養生シートの一般的な大きさは、1.8m×3.6mサイズや1.8m×5.4mサイズというようなものがあります。
業界では前者を「一間二間」後者を「一間三間」と呼んでいます。
これを解体工事の現場の大きさに合わせて組み合わせ、「単管」という鉄パイプのようなものに接続して設置をしていきます。

養生シートは重機や資材などを引っ掛けたりなどすると、破けたり汚れたりする消耗品となります。解体工事の現場の広さや建物の高さなどに比例して、使用する養生シートの大きさや数も増えるため、解体工事において消耗品である養生シートの費用の負担が施主にもあるということを、ある程度は把握しておくべきでしょう。

養生シートを使用していない解体業者

養生シートは騒音の軽減や防塵などの効果を期待して使うものなので、近隣の住民への迷惑などを最小限に抑えるということや作業員の安全などを目的としています。
したがって、養生シートを使用することに法的な拘束力はないからといって設置を怠るような解体業者は、安全面について配慮することに著しく欠けているといえるでしょう。

養生シートは消耗品なのですが、そこにきちんとコストをかけられない解体業者はとても優良な業者とはいえないということです。

破損した養生シートを使用している解体業者

遮音性や防塵性が求められる養生シートなのに、破れたものだったらその性能に期待はできません。騒音も粉塵も、破損した部分から漏れ出てしまうでしょう。
そのような状態の養生シートを使用し続ける解体業者は、やはり安全面の管理や配慮に疑問に思います。 破損してすぐに取り換えるのはコストもかかることなのですが、養生シートについてその解体業者がどう考えているかがわかるでしょう。

古い養生シートを使用し続けている解体業者

養生シートは防塵効果も求められるので、汚れているのが当然なのです。見るからに汚れていて古いシートだけれども破損のない養生シートを使用し続けているということは、それだけ養生シートの扱いが丁寧だといえるでしょう。このような解体業者は、解体工事の作業なども慎重で丁寧な施工をしてくれることが多いでしょう。

養生シートの設置も、ずれていて隙間などができていたり、大きさが合っていない養生シートを使用していたり、というようなことがなく綺麗にきちんとした張り方をしているような解体業者は、やはり丁寧な解体工事をしてくれる業者だといえるでしょう。

会社名がプリントされた養生シートを使用している解体業者

消耗品である養生シートに、会社名を入れるというコストをかけられるということは、経営が安定している解体業者だといえます。
また、大々的に社名を宣伝することができるということで、それだけ自社の施工に自信があるということもうかがえるため、安心して解体工事を任せられる業者だと判断してよいでしょう。