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2020.11.13すべて
騒音規制法と内装解体!騒音規制法とは一体どんなものか?
みなさんは、内装解体に関係する法律で「騒音規制法」という法律があることはご存じでしょうか?
内装解体を行うと、どうしても「振動」や「騒音」が発生します。
場合によっては近隣トラブルに発展するおそれがあります。
そんな中、これらに対応したのが騒音規制法です。
では、騒音規制法とは一体どんなもので、内装解体とは一体どんな関係があるのでしょうか。
今回は 騒音規制法と内装解体 騒音規制法とは一体どんなものか についてわかりやすくご紹介します。
騒音規制法とは一体どんなものか?
みなさんは、騒音規制法とは一体どんなものかご存じでしょうか?
内装解体に関係する騒音規制法を一言でいうと「建設作業の騒音を防止して、住民の生活環境を保全する法律」のことです。
ただし、実際は建設作業の中でも、解体工事に関係する騒音の苦情が圧倒的に多いというのが実情です。
内装解体に関しては、内装の解体よりも、チゼル・ノミのアタッチメントを搭載したハンマーで、コンクリートの構造物などを破砕する解体工事の時に苦情が出やすいです。
場合によっては、騒音規制法が関係してくることがあります。
よって、届出が必要になる可能性があります。
内装解体で届出が必要になる場合
騒音規制法を内装解体に限定すると、内装解体は「特定建設作業」の中の1つに当てはまります。
ただし、全ての内装解体が特定建設作業に当てはまるわけではありません。
特定建設作業とは、建設工事・解体工事の中でも、著しい騒音、又は振動を発生する工事のことを指します。
もし特定建設作業に当てはまる工事であれば、開始日の7日前までに各市町村に届出が必要になります。
ただし、工事が開始当日に完了するものついては届出は不要になります。
内装解体で届出が必要になる工事とは?
次にご紹介する内装解体に関係する工事は、騒音規制法の中の特定建設作業に当てはまります。
よって、各市町村に届出が必要になるケースです。
それは「内装解体で、さく岩機・ブレーカーを使用する工事」です。
内装解体で届出が必要になる道具
こちらでは、騒音規制法の届出が必要になる道具についてご紹介します。
実は、騒音規制法は、工事内容よりも使用する道具で、届出の必要が決まります。
内装解体の時には、コンクリートのハツリが発生した時に関係してきます。
①電動ハンマー・電動ピック
1つ目が「電動ハンマー・電動ピック」です。
こちらは薄いコンクリートをハツる時に使われる電動工具です。
➁ハンドブレーカー・油圧ブレーカー
こちらは厚いコンクリートをハツる時に使われる工具です。
➂空気圧縮機 エンジン駆動方式
こちらはハツリ作業に使うエンジンコンプレッサーのことです。
以上が、コンクリートハツリに関係する内装解体に使われる工具です。
その他にも、各地方自治体によっては、届出が必要な道具があるのでご注意ください。
コンクリートカッター・ウォータージェット・ダイヤモンドコアドリル・ウォールソーなどが該当する場合があります。