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2023.05.18すべて

アスベストの危険性②

解体 大坂 

アスベストの危険性②

 

アスベストの危険性とは?

建物の解体工事をする時には、アスベストが使用されているかどうかを前もってに把握しておかないと、後々トラブルなどになってしまう可能性もあります。

「奇跡の鉱物」と呼ばれていたアスベストなのですが、今では使用が禁止になっています。

なぜ使用禁止になったかというと、人体や環境に悪影響を及ぼすと認められ、発がん性などが問題になったからです。

アスベストの繊維はとても細く、大量に飛散しないと肉眼ではよく見えないために、気づきにくいという特性があります。

アスベストそのものがあることが問題なのではなく、空気中に飛び散ったアスベストを吸い込む事が問題となっているのです。

アスベストを吸い込んでしまうとその一部は痰に混ざって体外に排出されますが、アスベストを大量に吸い込んでしまったり、アスベストが大きな場合では除去されずに肺の中に残り続けると言われているのです。

アスベストの吸引をすることによる疾患とは

アスベストを吸引してしまうと、石綿肺、肺がん、悪性中皮腫などの疾患を発症してしまう可能性があります。

アスベストに関連した疾患など吸引してからすぐに発症するのではなく長い潜伏期間を経て、発症、発病することがほとんどで、アスベストを吸引してしまってから30年以上が経過してから発病した例もあります。

アスベストの含有した建物を放置すると

「飛散したものを吸い込まなければ大丈夫なのか。それなら壊れていないし問題はないね」と思うかもしれません。しかし、それは間違いなのです。

アスベストを含んだ建物を放置していると、老朽化した際にアスベストが近隣の店舗や住宅に飛散してしまうのです。

アスベストを処理するには専門業者が適切に処理する必要があり、正しく処分をしないと近隣に飛散していまって、多くの人々の健康に悪影響を及ぼしてしまう可能性があるのです。