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2023.05.19すべて

アスベストの危険性③

解体 大坂 

アスベストの危険性③

 

アスベスト含有の可能性

建物のどこにアスベストは使用されているのでしょうか。

見ただけではアスベストが含有されているのかどうかはわかりませんよね。

アスベストを使用している可能性がある所の判断方法を紹介します。

建築年数から割り出す方法

アスベストは年々、規制が厳しくなり、現在では使用禁止とされています。そのため建物を建築された年からある程度の絞り込みが可能になります。

建築年数が古いほどアスベストを使用している可能性は高くなるでしょう。

アスベストの使用は建物の全体に及ぶというわけではありません。アスベストが使用されている可能性が高い箇所は複数あって、それらは建築された時期によって異なります。

アスベストが使用されている可能性が高いとされる代表的な箇所の紹介をします。

外壁

スレート波板やサイディングと呼ばれる外壁材にはアスベストが含まれている可能性が高い箇所でしょう。

屋根

メーカーによって呼び名などは異なりますがスレート瓦などと呼ばれている屋根材にはアスベストとセメントを混ぜて使っている可能性があります。

アスベストが含まれたスレート瓦の発じん性は低くて飛び散りにくいとあわれていますが、解体工事の方法や産廃処理の方法などが決まっていて、勝手に個人で処分する事はできません。

吹付け材

アスベストの耐熱性を活かして吹き付け材として使用している可能性が高く、解体工事の時に飛散しやすい箇所です。

内装材

壁の下地に使われているパーライト板や天井や壁などに使用されているケイ酸カルシウム板にもアスベストが含まれている可能性が高いでしょう。

断熱材

ダクトや配管に巻かれている断熱材にもアスベストが使われている可能性が高いです。