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2023.05.20すべて

アスベストの危険性④

解体 大坂 

アスベストの危険性④

 

アスベストの適切な処理とは?

アスベストの処理は専門の業者へと依頼する事になります。

アスベストの除去の方法としては人体へ影響するレベルによりその危険度を3段階に分けています。

この記事ではその危険度の段階ごとに飛散防止対策、作業の内容が違ってきますので説明していきます。

危険度レベル1

発じん性が高く、最も危険とされている作業がレベル1です。

吹付け石綿の処理などがこれにあたり、解体工事では「建物自体を除去」がこのレベル1になります。

改修工事などの場合では、飛散防止の薬液の使用や板材で密閉をおこないます。

作業をする前にアスベスト除去工事の看板の掲示をし、飛散防止をする必要があります。作業員は面体形の防塵マスクの着用が必要になります。

危険度レベル2

比重は小さいですが発じんしやすいために、防止対策が必要とされている作業になります。

ダクトやボイラー、壁や柱などの解体工事がこのレベル2にあたります。

レベル1、 レベル2の工事は共にあらかじめ、所轄労働基準監督署長に石綿ばく露防止のための措置の概要などを記載した作業届けを提出する必要があります。

危険度レベル3

レベル1、レベル2に当てはまらない作業がこのレベル3です。 石綿スレートを用いた屋根材や、石綿含有成形板などの撤去作業がこれにあたります。

発じん性が低い場合では、作業員は半面形の取替え式の防じんマスクを着用して作業をしていきます。