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2021.02.11すべて

ゴムタイルと内装解体?ゴムタイルとは一体どんなものか?

みなさんは、内装解体に関係する製品で「ゴムタイル」というものがあることはご存じでしょうか?

 

ゴムタイルとは、建物の床材のことです。

 

では、ゴムタイルとは一体どんなもので、内装解体とは一体どんな関係があるのでしょうか。

 

今回は ゴムタイルと内装解体 ゴムタイルとは一体どんなものか  についてわかりやすくご紹介します。

 

ゴムタイルとは一体どんなものか?

 

みなさんは、ゴムタイルとは一体どんなものかご存じでしょうか?

 

内装解体に関係するゴムタイルを一言でいうと

 

 「ゴムを主原料にしたタイル型床材」のことです。

 

また、ゴムタイル風ビニルタイルに関しては、ラバー(ゴム)タイルと呼ばれています。

 

ゴムタイルはエコロジー製品

 

ゴムタイルが使われだしたのは、バブル後からです。

 

以前からありましたが、元々はあまり関心が集まらない床材でした。

 

その後、エコブームが加熱し始めると、天然素材を原料にしていることからリノリウムなどと共に注目を集めるようになります。

 

ゴムタイルの原料とは?

 

ゴムタイルは次の原料から造られています。

 

❶主原料:天然ゴム・合成ゴム

 

ゴムタイルは天然ゴム・合成ゴムの2つのタイプのゴムが主原料です。

 

❷充填剤:クレー・炭酸カルシウム・シリカ

 

充填剤とは、ゴムを増量する薬品です。

 

❸加硫剤:硫黄・加硫促進剤

 

加硫剤とは弾性限界を大きくするための薬品です。

 

❹その他:樹脂・顔料

 

こちらは色などの調整に関係しています。

 

ゴムタイルの15の特徴!

 

こちらはゴムタイルの15 の特徴についてご説明します。

 

❶ゴムタイルはゴムを主原料にしたタイル型床材

 

❷ゴムタイルはエコロジー製品

 

❸主原料は天然ゴム・合成ゴム

 

❹跳ね返りが良く、弾力性が高い

 

❺歩きやすく、歩行性が高い

 

❻滑りにくく、グリップ性が高い

 

❼長持ちして、耐久性が高い

 

❽色・柄が豊富で、デザイン性が高い

 

❾溶剤や強アルカリに弱く、耐食性が低い

 

❿油に弱く、耐油性が低い(耐油性が高い製品もある)

 

⓫硬質タイプと軟質タイプの2種類の硬さががある

 

⓬屋外用・屋内用・屋内外両用がある

 

⓭足音が響きにくく、吸音性が高い

 

⓮燃えにくく、耐火性が高い

 

⓯薬品に弱く、メンテナンスが難しい

 

ゴムタイルはどんな場所で使われているのか?

 

こちらではゴムタイルが使われている場所についてご紹介します。

 

❶大型商業施設・空港・駅

 

特に不特定多数の人たちが通る建物の床に多く採用されています。

 

❷店舗

 

お店のイメージに合わせて、自由に色・柄を変えられることから、多くの店舗で採用されています。

 

❸スポーツジム

 

衝撃吸収性・防滑性が高いことから、スポーツジムではスポーツラバーフロアーとして採用されています。

 

❹自動車整備工場

 

特殊成分を配合した耐オイル性が高いゴムタイルが採用されています。

 

ゴムタイルの内装解体の仕方

 

ゴムタイルは、一般的に床下地に接着剤で取り付けられています。

 

そのため、専用の電動工具を使い、ゴムタイルを剥ぎ取ります。

 

その後、接着剤の剥離剤を塗り、ポリッシャーで剥離をして、乾燥すれば完了になります。