ブログ
2020.08.18すべて
テナントと内装解体!テナントとは一体どんなものか?
みなさんは、内装解体に関係する用語で「テナント」というものがあることはご存じでしょうか?
「テナント」という用語は、よく不動産屋さんで見かけることができる用語です。
では、テナントは内装解体とは、一体どんな関係があるのでしょうか。
今回はテナントと内装解体 テナントとは一体どんなものか についてわかりやすくご紹介します。
テナントとは?
みなさんは、テナントとは一体どんなものかご存じでしょうか?
テナントには、非常に広い意味があります。
テナントを一言でいうと「建物の一部の区画」のことです。
また、一般的にはテナントとは「貸物件」のことです。
内装解体では賃貸に関係なく「建物の区画の中での店舗・オフィス・倉庫」などを指します。
〇テナントはどこにあるのか?
ところでテナントは、一体どこにあるのでしょうか?
テナントは、オフィスビル・商業ビル・雑居ビル・デパート・ショッピングセンター・商店街・公共施設・観光地・学校内・駅構内・空港内・港構内・道路沿いなど、あらゆる建物が存在する場所にあります。
〇テナントは一体どんな目的で使われているのか?
では、テナントは一体どんな目的で使われているのでしょうか?
テナントは、飲食店・アパレルショップ・ディスカウントストア・ドラッグストア・コンビニ・各種グッズショップ・商店・スポーツジム・健康施設・医療関係施設などが、それぞれのビジネスを行うためにテナントを借りています。
テナントの3つの引き渡し状態とは?
テナントの貸主が、新規の借主に引き渡す時には次の3つの状態があります。
①スケルトン
スケルトンとは「建物の構造体が露出している状態」のことです。
簡単にいうと、天井・壁・床・電気・水道・ガス・インターネットなどの内装・設備が、何もない状態のことです。
一般的には、テナントの返却時には、スケルトン状態での返却が原則になっています。
②居抜き(いぬき)
居抜きとは、テナントの前の借主が行っていたお店の内装・設備などを、そのまま残している状態をいいます。
一般的に、居抜き物件は同業者に引き継がれることが多いです。
➂店舗・事務所仕上げ
店舗・事務所仕上げとは、一言でいうと「新築物件・新築物件並み」の状態のことです。
また、内装解体されたテナントを原状回復して、内装・設備が一通りそろっている状態のことでもあります。
テナントの内装解体とは?
テナントの内装解体とは、一般的にはスケルトン工事のことになります。
また、テナントの一部リフォームやリニューアルの時には、一部内装解体が行われます。
テナントの賃貸契約には、一般的にはスケルトン工事が盛り込まれています。
そのため、スケルトン工事を約束しているテナントは、借主が貸主に返す時には、スケルトン状態にしてから返却しなければなりません。