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2020.11.09すべて
ハンマーと内装解体?ハンマーとは一体どんなものか?
みなさんは、内装解体の時に使われる道具で「ハンマー」という道具があることはご存じでしょうか?
一般的に内装解体で、重機を使うケースはレアです。
そのため、手道具であるハンマーがよく使われます。
では、ハンマーとは一体どんなもので、内装解体では一体どんな時に使うのでしょうか。
今回は ハンマーと内装解体 ハンマーとは一体どんなものか についてわかりやすくご紹介させていただきます。
ハンマーとは一体どんなものか?
みなさんは、ハンマーとは一体どんなものかご存じでしょうか?
内装解体に関係するハンマーを一言でいうと「モノを叩いたり、引きはがしたりができる手動の工具」のことです。
ハンマーの基本構造とは?
ハンマーは基本的に次の3つの構造からできています。
ヘッド・ハンドル・グリップの3つです。
それぞれご紹介します。
①ヘッド
ヘッドとは、実際にモノに打撃を与える部分です。
➁ハンドル
ハンドルとは、柄の部分です。
➂グリップ
グリップとは、手で握る部分です。
内装解体に使われる5つのタイプのハンマー
実際ハンマーは、いろんなタイプがあります。
一般的には、大工などの建築などにメインで使われています。
こちらでは、内装解体で使われる主な5つのタイプのハンマーについて、それぞれご紹介します。
①ネイルハンマー
ネイルハンマーとは、ネイルプーラー(釘抜き)付きのハンマーのことです。
別名洋風金づちのことになります。
和風ハンマーよりも使いやすく、安定感があります。
内装解体では、内装の壊し、引きはがしに使います。
➁仮枠(かりわく)ハンマー
仮枠ハンマーとは、一般的には、鉄筋コンクリートの型枠を造るためのハンマーです。
こちらもネイルハンマー同様に使いやすく、内装解体でも大活躍します。
➂石頭(せっとう)ハンマー
石頭ハンマーは、内装解体ではコンクリート・レンガ・ブロック・タイルなどの割り・壊し・ハツリ(破砕)に使われるハンマーです。
一般的なハンマーより重量があり、打撃力があります。
通常は、タガネ打ち用のハンマーとして使われます。
また石頭ハンマーは、別名「セットハンマー」「セット」などと呼ばれています。
タガネとは「手動のコンクリートのみ」のことです。
④カケヤ
カケヤとは、大型のハンマーのことです。
「掛矢」と書きます。
一般的には、樫などの硬い木で作られています。
ただし現在は、樹脂製のものもあります。
内装解体での使い方は、建具・カウンター・天井・壁・床などを一気に壊す時に使われます。
主に、木材・石膏ボード・プラスチック材の壊しが専門です。
とりあえず、バラバラにしたい時に、カケヤが能力を発揮します。
⑤大ハンマー
大ハンマーとは、サイズ的にはカケヤに近いハンマーです。
ただし、ヘッドが金属製です。
内装解体ではコンクリート・レンガ・タイルなどの壊しに能力を発揮します。