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2023.05.24すべて
マンションのスケルトン解体工事とは?②
マンションのスケルトン解体工事とは?②
スケルトン解体工事のメリットとデメリットを紹介します。
解体工事の費用が安い
マンションの解体工事をする時はスケルトン解体工事にすると、解体工事の費用を抑えられるというメリットがあります。
この工事の方法では、マンションの床や壁は解体工事をしません。
マンションの構造はそのままで、内装のみ解体工事を行います。そのためにマンション全体を解体工事する場合に比べて、解体工事の時間と費用をおさえることが可能です。
また解体工事を行った後に出る廃棄物の量が少なくなるため、廃棄物の処理の費用も安くなるでしょう。
費用を抑えた解体工事を探している時は、スケルトン解体工事を検討してみるのも良いでしょう。
利便性が向上
スケルトン解体工事を行った後は、マンションを新しく使うために内装の工事をします。内装工事は依頼主の要望に合わせ、配線や配管を新しくしたり、防音や耐震性を強化することができます。
そのような工事を通して、マンションの利便性が上がるという利点もあるでしょう。依頼主と解体業者がよく話し合い工事を行うことにより、より快適にマンション利用をすることができるでしょう。
間取りを変える事が可能
その他のメリットとしては、間取りを変えることができるという点です。スケルトン解体工事ではマンションのドアや壁などを取り払って、部屋を大きくする事も可能でしょう。
部屋の広さと部屋の数のどちらを優先するかにより、間取りは大きく変わるでしょう。
外見の変化は期待できない
マンションのスケルトン解体工事では、マンションの外観は変化しないというデメリットもあるでしょう。
マンションの屋根や柱など大きな骨組みなどはそのまま使用するので、外見を変えるという事は難しいでしょう。
スケルトン解体工事はあくまで、室内の設備を変える解体工事の方法として考えましょう。
マンションの外観を変えたい場合は、外壁を塗装するなどというのも一つの方法でしょう。また屋根の素材などを変える事で、外観に変化をもたせる方法もあります。
このような方法で外観を変える時は、その分の費用が必要になることも意識しておく事が必要でしょう。
建物の内部の老朽化は進んでいく
スケルトン解体工事においてマンションの骨組み部分を再利用するということは、マンションの経年劣化が起こるというデメリットもあるでしょう。
スケルトン解体工事ではマンションの大きな構造などはそのまま使うために、その部分の劣化の問題は避けられないでしょう。
老朽化を緩和するため補修工事などを行うという方法もありますが、別途、工事の費用が必要となります。内装解体工事を行うマンションの築年数が古いような場合では、経年劣化にも注意してしっかり管理をする必要があるでしょう。