マンションのスケルトン解体工事とは？⑤

 

マンションのスケルトン解体工事における解体業者選びのポイントを紹介します。

実績がある解体専門の業者を選ぶ

マンションのスケルトン解体工事を行う際の、解体業者の選び方についての説明をします。
まず最初に確認すべき点は、解体業者の実績でしょう。規模の小さいスケルトン解体工事の場合では、配管業者や電気配線業者などが副業的に仕事を受けているというケースもあるようです。

内装解体工事は特に資格が無くても行うことができるため、解体工事の専門ではない業者も解体工事をすることができます。
けれども、当然、解体専門の業者の方が解体工事の実績は豊富でしょう。安心して解体工事を依頼するためには、解体工事専門の業者かどうかを確かめてから依頼をすることをおすすめします。

建設許可証の有無を確かめる

解体業者の選び方として、解体業者が解体許可証を持っているかも重要なポイントとなりますので確認しましょう。
解体許可証は小規模な解体工事には必要はありませんが、規模が大きいの解体工事には必要な資格となります。

具体的にいうと、延床面積が８０平米以上で木材の処理を行う解体工事の場合は必要な資格となります。
資格を保持している解体業者では信頼性が高く、悪徳業者の可能性なども低いでしょう。
そのためにスケルトン解体工事を行う際も、資格の有無をしっかり確認しながら解体業者を選ぶ事が大切でしょう。

近隣の店舗や住民への配慮がある解体業者を選ぶ

依頼する解体業者を選ぶ時には解体工事の内容だけでなく、近隣の店舗や住民への配慮をきちんと行っているかも大事なポイントとなります。
しっかりと配慮を行っている解体業者は、解体工事の前に近隣の店舗や住民への挨拶回りをしてくれるでしょう。

近隣への配慮を欠かさない事により、トラブルなどを防ぐ事につながります。
たとえ解体工事の費用が低価格だとしてもこのような配慮を行ってくれない解体業者の場合は、違う解体業者を選ぶことをおすすめします。

見積もりの詳細をチェックする

見積もりを解体業者に出してもらう時には、明細の内訳なども確認する事が大切でしょう。解体業者によっては、解体工事作業一式と記載した明細を出す事もあるようです。
このような明細ですと、何にどのくらいの費用が掛かっのかわかりません。
もし追加の費用が掛かった場合でも、内訳がなければ詳細などがわからないでしょう。

一部の解体業者は明細をわかりやすくするために、解体工事作業一式と書くケースもあるようです。
もし明細の内訳の記載されていない場合は、内訳のわかる明細を出してもらるよう聞いてみましょう。

悪徳業者に依頼してしまわないためにも、解体工事費用の内訳を確認する事は重要でしょう。もし細かい明細を依頼しても出してもらえないような場合は、別の解体業者を検討してみるのが良いかもしれませんね。