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2020.08.09すべて
内装解体での請負とは?請負や請負契約とは一体どんなものか?
みなさんは、内装解体に「請負(うけおい)」という言葉があることはご存じでしょうか?
「請負」という言葉は、建築工事や土木工事の仕事ではよく聞かれる言葉です。
では、内装解体においての「請負」とは、一体どんなものなのでしょうか。
今回は内装解体での請負とは 請負や請負契約とは一体どんなものか についてわかりやすくご紹介します。
内装解体での「請負」とは?
内装解体では「請負」という言葉は、よく使われます。
では内装解体では「請負」は、どのような意味があるのでしょうか?
内装解体での請負を一言でいうと「発注者と請負人が、内装解体工事の完了を約束して契約を結び、内装解体工事完了確認後に発注者から請負人が報酬をもらう仕組み」のことです。
内装解体での請負の大きなポイントは「内装解体工事の完了」が、発注者と請負人の共通のゴールである点です。
もしも、「内装解体工事の完了」が達成できなければ、発注者は請負人に報酬を支払う必要がありません。
「内装解体工事の完了」というゴールは、契約を結んだ時点から、発注者と請負人の双方にとっての全てになります。
極端にいうと、どれだけ頑張っても、ゴールが達成できなければ、仕事をしていないことと同じ意味になります。非常に厳しいルールでもあります。
ただし、ゴールは決まっていても「ゴールへの過程(作業方法)」は、請負人が自由に作業することができます。
請負人は、常識の範囲内で、発注者の指揮や命令に従う必要はありません。
内装解体での「請負契約(書)」とは?
全てではありませんが、一般的に内装解体工事の発注者は、請負人と「請負契約」を結び、内装解体工事を請負人に依頼します。
この内装解体工事での発注者と請負人との約束の証明が「請負契約書」になります。
「請負契約書」には、大きく次の3つの点が明記されます。
①指定した物件の内装解体工事の依頼
②指定した物件の内装解体工事の完了期日
➂内装解体工事完了後の報酬支払の約束
最低書類に、件名・工事代金額・工期を記載した簡易的な契約書であっても、発注者と請負人がサインすれば「有効」になります。
内装解体での「発注者」とは?
内装解体工事での「発注者」は、一般的に建物のオーナーか、テナントの借主のどちらかになります。
建物のオーナーか、テナントの借主が請負人と「請負契約」を結びます。
内装解体での「請負人」とは?
内装解体工事での「請負人」とは、基本的には内装解体業者のことになります。
ただし、発注者が直接、内装解体業者とは「請負契約」を結ばないこともあります。
この場合、発注者は、建築会社・ハウスメーカー・工務店などと「請負契約」を結びます。
その後建築会社・ハウスメーカー・工務店は、内装解体業者と「下請負契約」を結びます。