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2023.10.18すべて
内装解体工事の費用を抑えるには⑥
内装解体工事の費用を抑えるには⑥
シチュエーション別の内装解体工事の流れ3つを紹介
子に記事では内装解体工事の流れについて紹介します。店舗が当該ビルから退去するにあたり、原状回復工事のための内装解体工事を行うことを想定しています。
解体工事前、解体工事中、解体工事後の3つにわけて説明していきます。
1.内装解体工事を実施する前の流れ
ビルのオーナーと借り主で、解体工事の範囲、工事の期間、解体工事を依頼する業者の選定など念入りにに打ち合わせを行います。
解体工事を依頼する業者が決まったら現地調査をしてもらい、作業の方法やスケジュール等について説明をしてもらいます。
また、隣接している事務所や店舗、近隣の住民などに挨拶まわりを行う必要があります。
そして残置物の撤去をし、電話やガス、電気などのライフラインの停止の手続きをします。
ライフラインの契約をビル全体でしている場合は、事前にオーナーと話し合って適切に対応しましょう。
なお、水道は内装解体工事で必要となることもあり、停止する前に解体業者と話し合いが必要です。
オーナーとの打ち合わせ、解体業者の選定、近隣への挨拶、残置物の撤去、ライフライン停止の手続きという流れになります。
2.内装解体工事を行なう際の流れ
まずは養生をしてから解体工事を行います。解体工事をしない部分を汚したり傷つけたりしないようにしたり、廃材の搬出のためおルートとなる部分(共用部の廊下・階段・エレベーター・出入口等)を養生します。また、粉塵や埃が飛散しないように密封します。
養生が完了すれば、内装材の撤去をします。
石膏ボード、木、鉄、モルタル、ガラスなど解体工事しながら分別をしていきます。
間仕切り、造りつけの家具、什器類、Pタイルや塩ビシートなどの床材、空調ダクト、照明器具、電線など様々なものを解体していきます。
そして、解体工事によって発生した廃材の搬出をしていきます。
養生、内装解体工事、廃材の搬出、運搬という流れになります。
3.内装解体完了後の流れ
内装解体工事の完了した後は、養生材をすべて撤去し、きれいに清掃して内装解体工事の終了です。
なお、廃材は産業廃棄物として扱います。
マニフェストと呼ばれる産業廃棄物管理票を業者に見せてもらって、本工事では不法投棄されずに適正な処理がなされたことを確認しましょう。