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2023.10.17すべて

内装解体工事の費用を抑えるには⑤

内装解体工事の費用を抑えるには⑤

 

内装解体工事を依頼する際のポイント3つの方法を紹介

内装解体工事を依頼するにあたって、大事なポイントが3つあります。

工期の遅れや予算オーバー、近隣とのトラブルなどは避けたいものです。そのためにも次の3つに気をつけて内装解体工事を依頼しましょう。

1.工期について確認をする

事務所や店舗などが退去する際の原状回復工事では、賃貸契約期間内に解体工事を完了させなければならないのが一般的でしょう。
この期間内に解体工事が完了しなければ、追加の家賃や違約金等が発生する恐れがあります。

したがって、依頼をするにあたっては内装解体工事がいつ終わるのか、しっかり確認をすることが大切でしょう。
また、解体工事では予期せぬトラブル等が発生する場合もありますので、余裕をもったスケジュールを組みましょう。

2.隣接した店舗への挨拶や配慮をしてもらう

内装解体工事は、粉塵や埃の発生、騒音、振動問題など、少なからず隣接した店舗に迷惑をかけてしまうことになります。

事前に挨拶まわりをすることは大切で、解体工事の直前ではなく一週間以上の余裕をもって挨拶を行うとよいでしょう。挨拶は依頼者と解体業者が一緒に行くのがベストです。

階段や廊下、エレベーターなどの共用部については、傷や汚れ等がつかないように十分な養生が必要となります。
また、埃が飛散しないように密封したり、できるだけ騒音が発生しないような配慮してもらったりする必要があります。

特に床や壁の斫り作業の際は騒音、振動のクレームの対象となりやすいので、作業時間や解体工事の方法の選定も含めた十分な打ち合わせが必要となります。

3.リフォームの際はしっかりと打ち合わせをしておく

リフォームで内装解体工事を行う場合は、どこを残してどこを解体工事するのか、細部にわたりしっかりと打ち合わせをしておく必要があります。
必要なものまで解体工事をしてしまうとまた造る手間等が増え、コストアップにつながります。

打ち合わせは口頭だけで済まさないことが大切です。文書や図面などで記録をしておかないと、物忘れや勘違い等が起きやすいためです。

また、特に古い建物の場合では天井や壁、床をはがしてはじめてわかるということもあります。
図面と違う施工であったり、劣化がひどかったり、想定してなかった元々の古い壁が出てきたり、当初の計画を変更しなければならないという状況も念頭においておきましょう。