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2021.02.03すべて

天然大理石と内装解体!天然大理石とは一体どんなものか?

みなさんは、内装解体に関係する製品で「天然大理石(てんねんだいりせき)」をご存じでしょうか?

 

天然大理石は建築物の外装・内装を問わず使われています。 

 

では、天然大理石とは一体どんなもので、内装解体とは一体どんな関係があるのでしょうか。

 

今回は 天然大理石と内装解体 天然大理石とは一体どんなものか についてわかりやすくご紹介します。

 

天然大理石とは一体どんなものか?

 

みなさんは、天然大理石とは一体どんなものかご存じでしょうか?

 

 内装解体に関係する天然大理石を一言でいうと

 

「元から自然界に存在する石灰岩が、マグマからの熱や圧力で変成作用してできた岩石」のことです。

 

簡単にいうと、結晶質状の石灰岩のことになります。

 

なぜ、大理石というのか?

 

大理石の英語名は「マーブル(marble)」といいます。

 

理由は、表面に美しい斑紋(はんもん)があるからです。

 

ただし、大理石という呼び方は、日本独特の呼び方になります。

 

日本での大理石の語源は、9世紀から12世紀頃に中国の南西部に存在した「大理国」から産出された石材というところからきています。

 

天然大理石の10の特徴!

 

天然大理石には次の10の特徴があります。

 

❶大理石は岩石学では「結晶質石灰岩」のこと

 

表面に美しい斑紋があるのが大きな特徴

 

❷大理石は世界的には「マーブル(marble)」

 

日本でのみ大理石という

 

❸石材的には柔らかい素材

大理石は加工がしやすく建築物、彫刻物、内装材に使われる

 

❹基本的にデリケートな石質

 

大理石は基本的にデリケートな石質で、酸性・アルカリ性のどちらにも弱い

 

特に酸に弱く、レモン汁でも変色する

 

❺シミになりやすい

 

表面が多孔質で、水分を吸収しやすく、シミになりやすい

 

❻産出国でブランドがある

 

イタリア・フランスなどヨーロッパ産の大理石がハイブランドで、高価格。

 

逆にイランやベトナムなどのアジア産がローブランドで、低価格。

 

❼全世界で300種類以上ある

 

世界各地に産地があり、種類が多い

 

❽カラーバリエーションが豊富

 

一般的には白やクリーム色が良く使われる

 

ただし、高級クラブなどにはブラックやグリーンが使われる

 

❾経年劣化してもメンテナンスが容易

 

経年劣化した場合でも、表面を簡単に研磨することができ、新品並みの再生が可能

 

なので、長い年月使える

 

❿高級感を演出できる

 

表面に光沢があり、重厚であることから、高級感を演出できる

 

天然大理石と内装解体

 

天然大理石は、主に高級ホテル・高級タワーマンションのロビー・浴室、客間、トイレなどに採用されています。

 

床材としてが多く、通常の内装解体の場合はそのまま残し、表面を研磨してリニューアルします。

 

ただし、オーナーや借主が変わると、ハツリ工事、解体、回収されることもあります。