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2023.10.22すべて

瓦礫の処分をする際の処分方法や費用を解説①

瓦礫の処分をする際の処分方法や費用を解説①

 

瓦礫の処分方法

瓦礫を処分する際には一般的な家庭ゴミのような撤去や処分をする事はできません。

瓦礫撤去の意味を知らないと間違った処分の方法で処分しまう事になるかもしれません。ここでは間違った処分をしてしまわないように、瓦礫の意味や適正な捨て方、処分の費用などを紹介していきます。

瓦礫という言葉の意味とは?

瓦礫は産業廃棄物であり、廃棄物処理法では「がれき類」に区分されてます。

「がれき類」とは通称で正式名称は「工作物の新築、改装又は除去に伴って生じたコンクリート破片その他これに類する不要物」となります。

長い名前となりますので、通称で呼ばれるケースがほとんどでしょう。

ビルや住宅の新築や改装などを行なう際に発生するレンガやコンクリート、道路の改修などで発生するアスファルトなどが《がれき類》となります。

「がれき類」と「コンクリートくず」は違う

がれき類と似ている産業廃棄物の種類に、「ガラスくず、コンクリートくず(工作物の新築、改築又は除去に伴って生じたものを除く)及び陶磁器くず」というものがあります。

同じ「コンクリートくず」の記載が入っているので、実際に発生したコンクリートくずがどちらになるのか悩む場合もあるでしょう。

「がれき類」と「コンクリートくず」の違いは、名称の内にも記載されていますが、建築工事によって発生したものかどうかで判断する事ができます。

建築現場での発生ならば「がれき類」、それ以外の場合であれば「コンクリートくず」となります。それぞれ、どのような手段により発生したのかを確かめる事で、種類を分けることが可能になるのです。

瓦礫の処理の方法

「がれき類」は排出元が限られているために、再利用先も限定されています。そのため業者に持ち込むという事が必要でしょう。

適切に処理され、最終処分で埋め立てられるというのは少なくなってきています。「がれき類」はリサイクルが可能です。

「がれき類」のリサイクルの方法には種類があり、再生砕石、再生路盤材、アスファルト合材、再生骨材などに利用されます。