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2020.10.05すべて
3Rと内装解体!3Rとは一体どんなものか?
みなさんは、内装解体に関係する用語で「3R(スリーアール)」というものがあることはご存じでしょうか?
3Rは、内装解体で発生するごみに関係した用語です。
では、3Rとは一体どんなもので、内装解体とは一体どんな関係があるのでしょうか。
今回は 3Rと内装解体 3Rとは一体どんなものか についてわかりやすくご紹介します。
3Rとは一体どんなものか?
みなさんは、3Rとは一体どんなものかご存じでしょうか?
内装解体に関係する3Rを一言でいうと「環境に配慮するReduce(リデュース)・Reuse(リユース)・Recycle(リサイクル)の3つの英単語の頭文字」のことです。
具体的には「ごみを作らず・ごみにせず・ごみの形を変えて再利用しよう」という考え方のことになります。
元々は、1980年代中頃にアメリカで初めて使用されたワードになります。
その後、世界に広まっていきます。
日本には、2000年に施行された「循環型社会形成推進基本法」から、3Rが初めて導入され、日本国内でも広まっていきました。
3Rのそれぞれの特徴とは?
3Rとは「まずは、ごみを作らないようにしよう」「ものを大切にしよう」「限りある資源を有効利用しよう」など、できるだけ廃棄物を作らないにしようという考え方です。
こちらでは、3Rのそれぞれの特徴についてわかりやすくご紹介します。
①Reduce(リデュース)
Reduce(リデュース)とは、製品として登場する前段階の話のことになります。
Reduceを一言でいうと「できるだけ製品寿命が長い製品を作る」ことです。
Reduceの根本にあるのは、その製品が極力長く使えるように常に改善しようという考え方です。
結果的に、ごみになりにくい製品がつくられ、ユーザー側からも長く使われます。
➁Reuse(リユース)
Reuse(リユース)とは、製品として登場して、廃棄されるまでの間の話になります。
Reuseを一言でいうと「その製品をできるだけ繰り返し長く使う」ことをいいます。
これにより製品が、修理・修繕・クリーニングされ長く使われるようになります。
➂Recycle(リサイクル)
Recycle(リサイクル)とは、一度製品としては廃棄された後の話になります。
Recycleを一言でいうと「その製品を一度廃棄後、再度原材料化したり、エネルギー化して使う」ことをいいます。
具体的には製品が、元の形から姿を変え、別の形に変化して再度利用されます。
3Rと内装解体の関係
3Rは、現在では内装解体とは深い関係にあります。
Reuse(リユース)については、内装解体工事に入る前に、不用品をリサイクルショップに回収してもらい、新しいユーザーに使ってもらいます。
Recycle(リサイクル)については、プラスチック類・木材類などは中間処分場へ持ち込まれます。
その後は再度プラスチックの原料になったり、木材はウッドチップ・木質バイオマス発電の燃料となり、再利用されます。
ただし、Reduce(リデュース)については製品になる前の話なので、内装解体には直接関係がありません。