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2025.02.15すべて
内装解体における廃材とは?

内装解体における廃材とは?
解体工事の際の廃材
解体工事や工事現場などで「廃材」という言葉をよく耳にしますが、具体的に「廃材」とはどのようなものを指すのでしょうか?
そして廃材の処分は無料で処理することができるのでしょうか?
もし費用が必要だとすればどれくらいかかるのでしょうか?DIYなどで再利用することで処理費用を浮かせることはできるのでしょうか?
など疑問に思うこともあると思います。この記事では「廃材」について詳しく見ていきましょう。
廃材とは
住宅などの建物を解体工事すると、「廃材」が必ず発生します。
「廃材」とはどのようなもののことを指しているのかを紹介していきます。
廃材の定義とは
廃材の定義は、解体工事の現場などで出た発生したクリートや木材など、またはそれらが混ざったもので処分をしないといけない「産業廃棄物」ことを指しています。
解体工事によって発生した木材などの「廃材」は大まかに分別をして、解体業者が中間処理施設へと運びます。それらの「廃材」がリサイクルすることが可能かどうかを更に細かい分別を中間処理施設で行い、リサイクル出来ないものを業者が最終処分場へ運びます。
廃棄物とは?
廃材を含めた廃棄物は6種類に分かれており、産業廃棄物は廃棄物の中のひとつです。
廃棄物とは 廃棄物処理法の対象である不要物のことです。
産業時廃棄物とは 事業活動で発生したもののうち、法令で定める20種類のことです。
特別管理産業廃棄物とは産業廃棄物のうちの特に指定されている有害なものです。
一般廃棄物は産業廃棄物以外のもののことを指します。
事業系一般廃棄物とは事業活動で発生した産業廃棄物以外のものです。
家庭廃棄物は一般家庭の日常の生活から発生したものです。
特別管理一般廃棄物とは一般廃棄物のうちの特に指定された有害なもののことです。
産業廃棄物とは?
建物などを解体工事した後に出た廃材のことを産業廃棄物といいます。
産業廃棄物は種類があって、20種類と細かく分類がされています。その20種類は以下の通りとなります。
「燃え殻」「廃油」「廃酸」「汚泥」「廃アルカリ」「廃プラスチック」「金属くず」「ゴムくず」「鉱さい」「ガラス、コンクリート、陶磁器くず」「ばいじん」
「ガレキ類」「木くず」「紙くず」「繊維くず」「動物系固形不要物」「動物の糞尿」「動物性残さ」「動物の死体」「汚泥のコンクリート固形化物」などです。
正しく処理することが不法投棄の防止になる
廃材の処理の方法は法律で決まっていて、不法投棄をすると法により罰せられます。
廃材をどう処理したらよいのかを、正しく理解しておくことが大切です。
産業廃棄物である廃材の処理をする責任は原則それらを排出した本人や組織(解体業者など)にあります。
処理の方法や処理の費用を調べるたねには、自分が所属する自治体や解体業者などへ相談をすることがおすすめでしょう。
廃材の量がそれほど多くなければ、自分で一般ごみや粗大ごみとして処理することが可能です。
DIY素材など新たな価値を与える
廃材は処分をするには処分費用がかかりますが、工作やアート製作などDIYのために無料でそれらを再利用することも可能です。
そうすれば処分をする手間や時間、処理の費用などが浮くというだけでなく、ゴミも減らせるために環境にも良いでしょう。
廃材を再利用して製作した家具などを販売しているという人たちもいます。