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2025.10.16すべて
内装解体とは?初心者でもわかる工事の流れ

内装解体とは?初心者でもわかる工事の流れ
内装解体とは
内装解体とは、住宅やオフィス、店舗などの建物内部の壁・床・天井・設備などを取り壊す工事のことです。
建物全体を壊す「建物解体」とは異なり、構造部分は残して内部のみを解体するため、リフォームやリノベーション前によく行われます。
内装解体は単なる取り壊しではなく、安全面・近隣への配慮・廃材の適切な処理なども重要なポイントです。
特にマンションや密集地のオフィスでは、騒音や振動の影響を最小限に抑えることが求められます。
内装解体の工事の流れ
内装解体は、一般的に次のような工程で進みます。
1. 現地調査・打ち合わせ
解体する範囲や建物の構造、残置物の有無を確認します。
ここで「どこまで壊すか」「廃材はどう処理するか」などを解体業者と相談し、見積もりに反映させます。
2. 許可申請・準備作業
規模によっては建設リサイクル法の届出が必要です。
また、電気・ガス・水道などのライフラインの停止、作業中の安全柵や防音シートの設置などもこの段階で行います。
3. 内装解体作業
作業は通常、以下の順序で行われます。
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家具や備品などの残置物の撤去
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壁・天井・床の撤去
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配管・電気・空調設備の取り外し
手作業で行う部分と、重機や機械を使う部分を適切に組み合わせ、安全に作業を進めます。
4. 廃材の搬出・処理
解体で出た廃材は、木材・金属・石膏ボードなどに分別して適切に処理します。
アスベストなどの有害物質が含まれている場合は、法令に沿った安全な処理が必須です。
5. 清掃・引き渡し
解体作業が完了したら、現場を清掃して施主やリフォーム業者に引き渡します。


