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2023.04.14すべて

アスベスト

解体 大坂 

アスベスト

「アスベスト」は建築資材として以前は重宝されて使用されていましたが、現在は使用禁止になっています。いつから「アスベスト」は使用禁止になったのか、その時期や理由について紹介していきます。

建築資材として重宝されてきた「アスベスト」ですが、人体に健康被害をもたらす恐れがあるとして、その使用が問題になりました。建築現場で多き使用されていた「アスベスト」は、いつから使用され始めて、いつから使用禁止になったのでしょうか。

アスベストは建材資材として多く使用されていた

「アスベスト(石綿)」は天然の鉱物繊維で、その多くの特性から建築資材として重宝されてきました。その用途は3000種以上ともいわれていて、約8割は建築製品として使われました。

「アスベスト」が使用され始めたのはいつごろかというと、1941年頃からではないかと言われてます。日本は1955年から1960年代になると高度成長期に突入、「アスベスト」は多くの建築物に使われるようになりました。

アスベストは一般住宅にも使用されている可能性がある

「アスベスト」の使用としては、高層ビルや商業施設だけに限ったことではありません。使い勝手が良いうえに安価な「アスベスト」」は、一般家庭のさまざまな箇所に使われています。

屋根材や天井材、壁材などに、「アスベスト」の使用をした建築資材が使用されている可能性があるのです。

さらに、マンションなどですと、駐車場などに吹付けアスベストが使われている可能性があるでしょう。

アスベストが使われていた理由

「アスベスト」の繊維は非常に細かくて、吸い込む事により肺がんや中皮腫などを発症するリスクがあることがわかりました。その健康被害が大きな問題となり、現在は製造も使用も禁止されております。

そのような危険性がある「アスベスト」が多く使用されていた理由は、建築資材としてとても優れていたからです。

アスベストは耐火性、断熱性、耐薬性、防音性、断絶性など、多くの機能があります。そのうえ安価な事から建築資材として重宝され「奇跡の鉱物」と呼ばれた時代もありました。